最近のトップチームは、少人数グループのディフェンスの練習を行なっている。
今まで私が帰国してからは、ハードワークを徹底して、出したら出る・出したらサポート・リカバリーの速さ等、動きの連続性ということをコンセプトにしてきた。
選手達もまだまだ完璧ではないが、動きの連続性の意図を理解しプレーできているところもあり、今はディフェンスを重点的に取り組んではいるが、ハードワークについて今後も突詰めていきたいと思う。
さて、ディフェンスについてだが…………お世辞にも良い出来とは言えない内容であった。体を強くぶつけたり、勢いよく飛込んでいくのは得意?ではあるが、意図的に相手を追い込んでいったり、相手を遅らせるような考える・戦術的なディフェンスは全くできていなかった。
フォーメーションによるチームディフェンスや、チーム方針によるディフェンスの追い込み方は、COJBで固めていく必要はないが、最低限の個人戦術的なディフェンスは身に付けなければならない。
オフェンスにしてもディフェンスにしても、やはりトップチームの選手は考えてプレーをする・流れを掴むということが苦手である。
先日、アルゼンチンのトップクラブ、エストゥディアンティスでもプレー経験のある私の友人が練習に参加したのだが、彼にもサッカーの事を突詰めて考えている時間が少ないのではないか?と、指摘されていた。
確かにトップチームの選手はカンポでは意識を高めて、終わりのミーティングでもしっかりした意見もしている。しかし、その後の私生活までプロ意識が続けられているか?と言ったら、?であると思う。
最近のディフェンスの練習も、本当に基本中の基本であるが、それもできない。やはり、サッカーを突詰めて考えている時間が少ないと指摘されてもしかたがない。
サッカーで生活するためには、プロになるまではサッカーのために生活を捧げなくてはいけない。
言葉では簡単に言えることではあるが、それを本当に自分の事だと認識し、自分を見つめ直せるかどうかが、ある程度完成されつつある選手がさらに成長できるかの、カギである。
by 宝槻コーチ
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