2009年07月03日

本物の迫力

今日、ある俳優の方から話を聞く機会があった。
その方(名前を出す許可を得ていないので・・・)はまだ24歳の若手。芸暦4年程ということだけど、俳優業界ではまだまだ若手らしい。

すでに多くの舞台に出演しており、映像(テレビ)での仕事はないものの、将来的には映像の方で仕事を手にいれ、生活をしたいと話をしていた。

演劇に関しては全くど素人で、こんなことを書くのも大変失礼なことかもしれないけれど、僕なりの意見を書きたいと思う。

映像の仕事といえば「ドラマ」がメインだと思うが、そこに出演するまでには非常に険しい道のりがある。しかし、ドラマと言えば、ブラウン管を通して完成したものを見るだけで、その現場を見ることはほとんどなく、生の迫力は伝わってこないよね。もちろん、迫真の演技は見ごたえがあるけれど、NGを出せばやり直しが聞く。
だけど、舞台はそうは行かない。どれだけ稽古を積んだとしても、ぶっつけ本番に変わりはない。

サッカーにも同じことが言える。練習でどれだけすごくても、肝心の試合で最高のパフォーマンスが出来なければ評価は低くなる。プロの世界であれば当然だ。

ぶっつけ本番の舞台のために日々最高の準備を行う。その舞台で大手事務所から引き抜かれたりするケースもあるし、何よりもお客さんがチケット代を払って見に来てくれているのだ。その人たちに最高の感動を与えることが自分の大きな財産になっていくはずだよね。

COJBのコーチ陣はプロサッカー選手育成のために毎日試行錯誤しているわけだけれど、肝心の選手は何のためにプロ選手を目指しているのかを再確認して欲しい。
「自分がプロになりたいから」というだけでは何の使命感もないし、ある意味、自己満足の世界だ。
例えば、南米の選手は「家族を養うため」「お金を稼ぐため」など、生活に直面した中で必死にサッカーに取り組んでいる。中には「毎日の食事のため」と日々の飢えを乗り切る目的の選手も少なくない。それが大きなメンタリティーの源であるし、ハングリー精神にも繋がっている。

ジュニアユース年代の選手は日々何を考えてサッカーをしているのだろう?
ここはブラジルでも南米でもない。同じ生活水準のはずがないのだから、それぞれに違った価値観があっていいと思う。

今日会った方も俳優という肩書きではあるけれど、まだまだそれ1本で食べて行けるはずもなく、仕事のない時はバイトで繋いでいるとのことだ。
日本人文化なのか、安定した生活を求めることが普通で、ある程度の年齢になると「やりたいこと」から「生活のため」に変わる。もちろん、それも大事なことではあるのだけれど、そこに保険をかけて「やりたいことはおいといて・・・」となってしまってはやはり寂しいよ。

とは言っても、男は家庭を持ち、自分独りの生活ではなくなる。そんな中でわがままも言っていられないよね。

ちょっと矛盾している(?)けれど、やはり目指すのであれば日々の生活の中で最高の準備をしなければならないんじゃないかな。
その為の過程にしなければ意味が無いし、結果から見ればその時間は無駄になってしまう。

ジュニアユース年代のメンバーにとっては、例えば「高校受験を控えているのにサッカーをする意味」「何故サッカーなのか?」を日々の生活の中で考えて欲しいね。

舞台も生の迫力は違うと思う。サッカーも同じだ。やり直しが効かないからこそ、そこに熱狂する。選手もサポーターも熱くなるんじゃないかな。
ジュニアユース年代からそんなことを意識して欲しいね。

by平野コーチ
posted by COJB事務局 at 23:42| 神奈川 雨| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月02日

コミュニケーション

今回はトップチームの皆に伝えたいことがあり、この場を借りてブログに書かせて頂きました。

最近こんなことがありました。
試合の前日に僕が試合のノルマを考え、皆にメールで伝えました。「ノルマを達成しなかった場合は罰金二千円を払い、そのお金の使い道を皆で考える」と。
しかし、残念なことにある選手が親に電話し、「お金を払いたくない!」と伝え、それを聞いた親は「これはどういう事ですか?」と、スタッフに電話してきて、スタッフがこの事についてきちんと説明をしたら親も理解したようです。

確かに罰金制にした僕も悪いです。最初はフィジコ(フィジカルトレーニング)にしようと思いました。しかし、週の始めは限られた人数しか来ないため、残りの練習に来なかった選手はやらない事になります。これでは意味がないと思い、罰金制を提案しました。

ただ、僕が悲しくなったのは「何故、最初に提案をしたこの僕に相談をしてくれなかったのか?」そのことが気になったところであり、落胆したところでもあります。
毎日練習で顔を合わし、一緒に同じ目標に向かい苦楽を共にしている仲間、又は同じ寮生活をしているにも関わらず、大切な事や思いを打ち明けてくれない。これが一番僕にとってガッカリしましたね。

皆さんもこんな経験あるかと思います。仲のいい人、又は信頼してる人に裏切られたときはかなり辛くなりませんでしたか?かなり辛かったと思います。
前々から打ち明けてくれなかったのはありましたが、その度に話し合ってきたつもりだし、なにかあったら話すと約束をしたにもかかわらず今回のこの件!最悪です。これまでに彼に裂いた時間は無駄だったの?て思いました。

試合前に皆でノルマの件について話をしたら、意見を僕に言ってきました。ちゃんと意見を言えるじゃないかと思いました。それには、スタッフがそうなるように仕向けたからこそ彼からの意見が出たし、そのほかのメンバーからも意見が出ました。逆に、スタッフがそうなるように仕向けなかったら、果たして意見は出たのだろうか?僕はそうは思いません。皆、疑問を持ったまま試合に望んでいたことでしょう。それでいい結果がでるわけないと思います。

僕が言いたいのは何故、疑問を感じたら素直に聞かないの?それで納得するの?例え、それが年上であろうが、なかろうが関係ない。疑問に思ったことは聞くべきです。自分の中のモヤモヤを残したままその人に接する、又は何かをする。そんなんじゃ自分は出せない。すると周りからの評価も下がるし、やる気も無くなる。それでは周りを見返そうと思っても無理でしょう。それはすべて自分がそうしているのです。自分に責任があるのです。それに気付かずに周りにとやかく言っても、誰も聞きません。そうなる前にちゃんと自分が疑問になったことを聞く。そうすることにより、スムーズにことが運ぶと思います。

これがトップチームが課題としているコミュニケーションだと思います。どんな些細なことでも言っていく。そうすることによって相手が何を考え、何を思っているかがわかる。それが分からない限りチームは一つにならないし、人間関係もうまくいかないと思います。
コミュニケーション。これは人と付き合っていく上では欠かせない要素だと思います。

このコミュニケーションについてもう少し、ほんの少しでいいんで考えて行きましょう。そうすれば、自然と信頼関係が生まれていくと思います。だから、ほんの少し、ほんの少しでいいんで各自考えていってほしいと思います。

また、これを見てくださった皆さん、お子さんやあなた自身もこのコミュニケーションについて考え、また少しでも良い方向にいくようにしていってください。すべては些細なことから始まります。


by 与那覇 慎也


posted by COJB事務局 at 21:12| 神奈川 曇り| Comment(1) | トップチーム(FC) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月01日

苦しくなってきた時のプレー

今日の藤沢スクールでは繰り返しの動きの中でのトレーニングを実施した。

内容的には昨日のジュニアユースの練習とほぼ変わらない厳しい内容のものだったが、その中でスクールの選手達がどれだけの動きや気持ちを見せてくれるかが見たかったのであえて厳しいメニューを実施した。

特に高学年はもうジュニアユースと同じ練習を質良くこなしていって欲しい所だが、やはりまず技術、体力が不足しておりなかなかうまくできず、また、気持ちもまだまだ弱い為に苦しくなってきた時に踏ん張りがきかなくなってしまう。

特に苦しくなってきた時の技術が非常に雑で、試合の中でなぜミスが出るか選手達も自分で理由がわかったはず。

今日のような苦しい練習をするかしないかは自分の自由であり、そこまでして自分の能力を向上させたいという選手もいると思う。

しかし、せっかくサッカーをやっていて、少なからず成長したい、プロになりたいという気持ちがあるのであれば、今日のような厳しい練習を逆に積極的に行ってもらいたいと思う。

練習で苦しくなった時に逃げずに最後までやり切った経験のある人間は、他の場所で苦しい場面に出くわしても、「あの時と比べれば」と練習の時を思い出し乗り切る事もできる。
苦しい所を乗り切った自信は必ず他の場面でも役に立つし、それ以外にも好きなサッカーでモチベーションを持って頑張ってきた事が、振り返ってみれば自分にとってすごく為になっている事は多い。

逆に好きなサッカーを中途半端にしてしまうとその他の事も結局中途半端で終わってしまう。


藤沢スクールでも徐々にそういった事を伝えていきたく、今日はかなり厳しい練習となった。
サッカーを通じてさまざまな経験をし、肉体的にも精神的にも大きく成長していって欲しい。


by 小林コーチ
posted by COJB事務局 at 21:37| 神奈川 雨| Comment(0) | スクール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月30日

追い込む

今日のジュニアユースの練習は動きながらのボールコントロール、ダッシュやバックステップといったさまざまな動きをしながらのボールコントロールの練習を行った。

昨日のU-13の練習でも同じ内容で行ったが、最後のゲームでは斜後方から来た高いボールをしっかりとゴールに向かって止めシュートを決めた場面があり、逆に高く上がったボールをコントロールしきれずにシュートまで持っていけなかった場面があるなど、動きながらの技術の差で試合自体が決まってしまう事は多く、非常に重要な練習。

全力で動きながらやるので体力的にも厳しい練習だが、そこで追い込んでいる自分をさらにもう一歩追い込むべく声をかけたりボールを出してくれるパートナー、フォームや速度など外からチェックし修正しながらボールを出してくれるパートナーと、自分もきついから相手にも優しくしようというパートナーでは同じ練習をしていても終わった後の成果は格段に違ってくる。

今日は2人1組で行ったが、テストやケガその他でコンディションの悪い選手もいる中、どこまで自分に対し、パートナーに対し追い込んで練習する事ができたか?

練習中はめちゃくちゃきつく感じても、終わってしまえば今日もみんなでわいわい楽しそうに話しながら帰っていったし、充実感が残って逆にやって良かったと思えるもの。

一時の苦しさに対し、その後の成果まで意識して自分や仲間を追い込む事に徹する事ができればその分成果も大きい。


今日は苦しい練習でもよく頑張り、動きながらのボールコントロールを繰り返しできたと思う。

この姿勢を落とさず継続し、大きな成果をあげて欲しい。


by 小林コーチ
posted by COJB事務局 at 21:28| 神奈川 雨| Comment(0) | ジュニアユース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月29日

コンフェデ&リベルタドーレス

昨日はコンフェデの決勝もあり、その前にはリベルタドーレスのパルメイラス対ナシオナルの2ndlegが衛星放送でやっていた。

まずはコンフェデの決勝、ブラジル対アメリカの一戦。
前半の途中からしか見ていなく、後半もまだ見ていないのだけど、ブラジルが底力を見せての連覇達成したね。
前半、2点先制された時にはどうなるかと思ったけど、それを覆すパワーはさすがだね。

前半を見ていても、ほぼブラジルがボールを制覇しているのだけど、アメリカの守備陣を崩しきれずに、攻めあぐねた印象があった。
少ないタッチでボールをポンポン回し、勝負の時には個人技で抜きにかかる。

リベルタドーレスの試合もそうだけど、南米の選手って技術は粗い。ブラジル代表クラスになればもちろん精度がかなり高くなるけれど、クラブチームレベルだと粗い選手が多い。だけど、球際の激しさは半端じゃない。試合自体がヨーロッパに比べ荒れる傾向はあるけれど、完成度は低い。なのに全世界に選手を輩出し、その数は1000人単位。

結局は個人の力に頼る部分が多いんだよね。
日本ではヨーロッパの情報が多く入ってくるけれど、その中心となっているのはブラジルの選手が多い。

決して完成されたサッカーでなく、個々の技術+球際の強さ+αがあれば十分プロの中でも戦うことは可能だと思う。この+αが一番重要で、自分の武器を磨くのが一番難しくもあるんだけどね。

昨日のブログにも書いたけれど、日本の育成年代は個の力を上げることよりも、戦術や動き方、ポゼッションなど「個」ではなく「複数」でレベルアップをしようとする感じが強すぎると思う。
これまでに色々なチームを見てきたけれど、カチカチの戦術こだわってみたり、システムがどうだの、こう動いた時にはこうだみたいな会話がほんとうに多い。

結局、日本代表の試合がそれをものがっているんじゃないかな。個で戦える選手がいないのに、育成年代でもそういった選手を育てなければお先真っ暗だよね。

なんか試合の内容について書こうと思ったのに、話題が変わってしまった(笑)

ちなみに、パルメイラスは2戦目を0−0の引き分けとなってしまい、H&Aの結果、敗戦が決まってしまった・・・。COJBと馴染みのあるウェンデル選手もスタメンで試合に出場していたけれど、敗戦となってしまった。
これでベスト4に残ったブラジルのチームはグレミオとクルゼイロ。しかもこの両チームは準決勝であたる。
どうせならブラジルのチームに優勝して欲しいものだね。

さて、眠気の無い時にセレソンの試合をもう1回見よっと!

by平野コーチ
posted by COJB事務局 at 23:14| 神奈川 曇り| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする