2017年03月22日

第8期生卒団式 〜永遠の仲間がいる限り〜

笑いあり、涙ありの卒団式も無事に終了しました。

こうして8期生を無事に送ることができたこと、皆さまのご協力あってのことです。

大変ありがとうございました。

毎年、この日は午前中が一般向けのサッカー教室、午後から卒団試合、試合後に保土ヶ谷サッカー場に隣接している
カフェのフロアで夕方から卒団式をやらせて貰っていたけれど、この度はセンター南に移動し18時30分スタート。

【卒団試合】

保土ヶ谷サッカー場の美しい芝生の上で恒例のガチンコ試合。

この日は、高校の部活がOFFのメンバーも駆けつけてくれた。毎年OBの成長を拝見するのも一つの楽しみ。

約2時間半、試合を楽しんだ。

この代は良い言い方をすれば個性があり面白い、悪く言えば調子に乗りすぎバラバラでまとまらない。
グランド外では仲が良いのだろうが、サッカーという共同作業になるとね・・・(笑)

とにかく一つの事柄をやり始めると、ああでもないこうでもないと誰かが言い始め、それが連鎖し、一向に解決に至らない。一つ物を運ぶのも大騒ぎだ、ベンチ、日吉台中の重いゴールなど(笑)

コーチから叱られている時は真剣に聞いているような感じは受けるが、ミーティングの締めがあり、解散して、コーチの姿が見えなくなると、

ゲラゲラと笑いがでるような奴らで、

新3年のように今日してしまった失敗を教訓にするという真面目さは毛頭ない(笑)
説教している時はイライラすることも度々あるが、何度説教しても「本当にこいつら俺の話を聞いてるんかな?」と思うことは日常茶飯事だったね。

受験が終わり、再び練習に参加してきても、ゲラゲラしていて、コーチに説教される始末(笑)

でも、やはり成長したよね。身長だけでなく、そんな奴らでも後輩の面倒を見たり、説教したりね(笑)

ゲラゲラ、へらへらではあるが、基本的には真面目にやることは間違いない。

木曜日はまさに自分との闘い練習。個の成長としては凄いと認めなくてはならないことも多々ある
年代。こつこつ休まず、継続し続けたことで人は変身できることを証明した。
嫌なことから逃げない。苦しくてもやり続ける。本人も気づかない潜在能力というものが一気に
露出する時期がいつか来る。その露出が顕著に出たメンバーは
私が『ものぐさパンダ』と呼んだGKのケンだ。正直、「途中で辞めちゃうんじゃないか?」とも思えた
くらいぷっくりして、のんきに大好物の笹をひたすら食い寝ているパンダに例えたが、そのパンダという
ニックネームを消去しなくてはならない時期が到来した。ケンの後輩への置き土産は、
『ものぐさパンダの話』だ。『継続はちからなり』という言葉はケンを見てきて本当に納得できる。
ケンは県外の高校選手権出場の可能性が近い、強豪高校へ親元を離れて進学する。

ちょっと、持ち上げすぎたかな?(笑)

メンバーの成長の中で、最初が最初だっただけに一番インパクトが強かったから紹介。

それにしても、卒団試合を外から拝見していても、最後の最後まで個はあるもののバラバラ感を発揮しゴール外しまくりこっちは助かったよ(笑)

この8期生卒団試合にも本来一緒にプレーしているはずな奴が一人いた。栗山壮。

サッカー大好き、仲間大好き、COJB大好き、クラブがオフの時は父親を近くのグランドに連れて行き、フンダメント。

葛が谷、東方での練習後はまるで奴らのクラブハウスか?と思わせる『栗山レストハウス?』、そう、壮の家で
わいわいがやがや、壮の仲間から慕われていたという人柄が窺える。

チームが勝てない時、チームメイトがクラブを辞めると言い出した時、いつも「壮、お前だったらどんな行動を取っている?」と壮の家の前を通る度に問いかけていたなー。

卒団試合後、平野コーチが卒団式に出席できないため卒団生だけを呼びメッセージを送る。
「さぁお前らCOJBでの最後のフィジコだ!!」と言うと「えーマジで?嘘でしょう?」

ラスト平野フィジコのスタート。

中には最後のフィジコをやりたがっているメンバーもいたがね(多分、試合やり足りなかったんだよ・笑)

壮もきっとあっちでフィジコ、フンダメントやってるだろうね(笑)

【8期生 卒団式にて】

試合終了後は会場を移動して8期生の卒団式。

8期生の卒団式はいつもより更に特別な卒団式となる。

本来ならこの8期生のメンバーに栗山壮もいたはずだった。壮が参加していたら例年同様の卒団式であっただろう。

しかし、彼の姿はなく、ご両親と彼の写真だけ・・・。

あれだけサッカーが好きで2年生時のブラジル遠征も楽しみにしていて、卒業後はサッカーに力を入れている高校か
ブラジル留学・・・など本気で目指していたはずだ。

他界した栗山壮の想いを強く受け継ぎ最後まで苦楽を共にした10名が8期生として卒団することとなった。

よく踏ん張ったよ。途中、寄り道をした奴もいたけれどね。やつらこそThis is the 中学生。

中学生という精神的にもぐらつきやすいこの年代で、仲間を失う辛さ。しかも、突然我々のもとからいなくなって
しまったのだから、受け止めるのにかなり時間を費やした。

サッカーというスポーツを通じて、数多くあるクラブの中から、縁で同じクラブに所属するようになった。
毎日の練習、遠征などを通じで仲間意識が高まった。

それなのにこのような辛く悲しい出来事を突き付けられた形になってしまった。

壮のこと、残されたご両親の気持ちを思うと、時間が経った今も涙が溢れる。
自分が同じ立場になって考えた時、胸が苦しくなる。

1年生期の僅か8ヵ月間しか過ごすことができなかったのだけれど、壮が残してくれたものは計り知れなく大きい。

壮が残してくれたものはチーム信念の『最後まで諦めない』というハートもその一つ。

仲間を思う気持ち。

仲間がいる、その仲間と時に関係が上手くいかないこともある、思うように巧くならないこともある、
勉強との兼ね合いで悩むこともある

しかし、最後までやり通した。これは事実。これは後に財産になるだろう。そして、壮の生きるはずてあった人生を代わりに
精一杯生きることを誰よりも教えて貰った年代でもあると思う。

メンバーはこれから一生懸命に諦めず生き、強い大人になって行くだろう。

そして、その後輩達もそれを見て強くなって行くに違いない。

素晴らしい仲間。それは、決して楽しいだけの生活では作り辛い。苦楽を共にしたからこそ生まれるものもある。

COJBの卒団式はいつも細かい所を気づいて下さる、2,1年生の保護者の方々が準備して下さる。

場所の確保、アルバム作り等々、忙しい時間を縫って準備して下さる。お陰様で非常に温かく真心こもった
卒団式になる。有難い限りで感謝です。

私達コーチ陣はメンバーを逞しく鍛えることで、お礼するしかないですね。

先の人生に繋がるもの、大人になって行く上での大切な心の芯を築き、強くなって貰いたい。栗山壮のように。

壮を含め、11名が卒団します。

ありがとう!!オブリガード!!

保護者の皆様も意外に濃いカラーのこのクラブにご子息を預けて下さりありがとうござました!!
8期卒団式.jpg
(卒団式にて)
8期横断幕.jpg
(卒団試合後)
OB7期8期.jpg
(6、7期OB)



posted by COJB at 12:05| 神奈川 ☀| ジュニアユース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月03日

【将来に何かの糧にして貰いたいね】

スクールを雨で中止にしたので、久しぶりに木曜日のU15練習に参加した。

チームメンバー再生期間としては様子を見るのに丁度良かったかもしれない。

木曜日は唯一、メンバーの肉体的、精神的両方追い込みの日と言える。

できることなら、この時期だからこそ、先に目標を掲げているならば木曜日の練習に参加して欲しい
と願うよ。

何故ならきついし苦しいからだ。この状況だから普段はコーチの前では隠している本性が出やすい。

やっているメニューは単純明快なもの。

とにかく本気で走って提示されたタイムに全員ゴールすればいいのだ。

雨降り、寒さ・・・

それに拍車をかけるように、濡れたアスファルト上で腕立て、腹筋、背筋をしてダッシュ。

着ているものが更に濡れ、止まれば寒くなり、走っても風で寒い。

繰り返しの走りで疲労感も出ている。

自分だけ頑張っても、全員、設定されたタイムに入らないと終われない。

更に、あの例の魔の10分試合からは、声を絶やさない。絶やしたらタイムが更に厳しくなるというおまけつき。

苦しい時こそ、自らが行動に出す。

例えで言えば、皆、温度が熱くなった鉄板の上に素足で立ち、手を繋いで誰も脱落して、鉄板から下りないよう
お互い鼓舞しあって、戦う。

何度走っても必ずタイムに入れない者が出てくる。

すると、走れない者に向かって、多くのメンバーが喝を入れる。

しかし、その喝もエスカレートすると「お前このレースから出ろ!!やらないでくれ!!」と走れない者を排除しようとする。

要は、いつまで経っても終われないからだ。

この日は約2名がその罵声の対象になっていた。走れない者が外れれば次のタイムトライアルで練習は終われる。でも、ものの本質はそんなものではないはずだ。
皆、一緒にゴールをしなければ、一緒に戦っていけるはずがない。もし、走れる者が怪我して
大切な試合に出れなくなった状況を考えてみてくれよ。走れない者が代わって試合に出る可能性もある。
その時に、走れない者が最後までやり遂げる達成感をもってなかったら果たして戦力になるかだ。
だから、外せば解決する問題ではないのだ。

どんどん、苦しさ、寒さの厳しい環境から、本音を大声で出す者も出る。

熱い鉄板の上に立った者が、あまりの熱さに声を張り上げずにはいられなくなっていた。

ある者は、走れないメンバーの背中を押し、走らせた。

そして、無事にタイムトライアルは終わった。

走れない者も走ればやがて走れるようになる。そんなメンバーを今までたくさん見てきた。
己の限界を物凄い底辺のところで勝手に決めていて、やらずにそこから逃げていただけなのだ。
しかし、そのことから避けて通れば、一向に走れるようにはならない。
立ち向かうようにもならない。

前回も書いたけれど中学生年代は同じフィジカルトレーニングでもなるべくボールを使用して体力をつけさせたいという基本理念はある。

だが、それは、日頃から、苦しいことから逃げず、敢えてチャレンジするという根本的な姿勢がある程度ある
集団に限る。肝心な時に踏ん張れる気持ちのあるもの達であれば、それでもいいだろう。

若いうちほど、チャレンジし、一つ一つのことに達成感を覚え、それを自信に繋げて欲しい。

「俺でもできる」という自信をもって大人の社会に飛び込んで貰いたいと願う。

走れなくなって、立てなくなり、それでも「立て!!走り続けろ!!」苦しさの追い打ちをかけてくる人間は
今だけでなく、これから人生を生き抜いて行く中でも同じことを要求してくる人間も出てくるはずだ。

自信を持つということは、そう簡単なことではない。

そう心から思える根拠が必要だ。その根拠をどう作るか?これは練習、努力しかない。

根拠を作らない者が持つ自信は、やがて自信過剰となったり、高いハードルになった時に失敗し初めて挫折感になり、そのような者が挫折すると立ち直るのも遅い。何故なら根拠を作る、努力をしてきていない、免疫がないのだ。

話は戻るけれど、走れない者に喝、罵声を浴びせてその本人が奮起する強さを持ち備えていればそれは良いバネになるが一つ間違えれば、いじめのクラスにもなてしまう。

一人のメンバーを呼び、話をした。

「今、皆、走れないメンバーに対して厳しい言葉を投げている。お前は、拍車をかけて言う必要性はない。
むしろ、傍に行って励ましてやるべきでは?それが仲間だし、お前がやっているポジションの本来の本質だよ」

平坦な環境は、己を隠せる。自分を出す必要性はない。

苦しい者は涙を流して走る。大声で叫んで走る。

本気でやらないと終われないから。うちに眠っている本性が出るものだ。

「本気でやれ!!」と言葉でいうのは簡単だが、「本気でやる」という本当の意味を理解していない若者も多いのではないかと思う。

本気でやらなくては手に入れられないものは世の中にも色々あるはずだ。

彼ら中学生は、サッカーで必要な体力を学びながら、これから生き抜いて行く力というものを身につけて
旅立っていってほしい。

この中学生時期に、楽を覚え、苦しいことから逃げて、本気というものを実体験できずにいれば、

高校年代に行ったとき、何かしらの言い訳をつけて、そこから逃げている自分がいるかもしれないよ。

中学生時代に学ぶものは限りなく大きい。心のフンダメントを身につけて旅立てば、苦しいことが苦しいと思わないこともあるかもしれないよ。

このようなことを糧にして生きて欲しい。必ず何かが残る。

木曜日の練習も積極的に参加して欲しいと願う。
posted by COJB at 03:07| 神奈川 ☀| ジュニアユース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月20日

せめて闘える集団を目指して



最近、チーム成績的には芳しくない時期が続いている。

こんな時期だからこそ、文章を書いてみたくなった。

昨日のU15リーグ、結果的には中体連のチームに1点も奪えず6失点で敗戦だった。

中体連でもこのチームは藤沢地区の中学校で、強いという前評判は耳にしていた。

前半は0-0,後半12分で1失点をくらう。前半なんとか持ちこたえていただけに、しっかりと守って1点奪いに行くこととして、送り出したが均衡は破れてしまった。

サッカーの試合だ、失点はいつでもある。1発殴られたなら殴り返せばいい。そしてもう一発食らわして逆転する気持ちで闘えば結果は後からついてくるでしょう。

しかし、12分に先制された後、メンバーから前を向く姿勢は感じられず、0-0で張りつめていた集中がプッと切れその後、10分間に4失点を好き放題やられたという有り様。

このメンバーの精神的な脆さ、それに加え、木曜日までずっとテスト休みを取り、金曜日にようやく合流し、
テスト勉強の一夜漬けのような練習で、なんとか気持ちと身体を起こして土曜日にもう一度合同練習をして翌日の本番。

先制を喰らうまでは奮起していた。耐えているだけでなくこちらのチャンスもあった。

しかし、失点して、闘争心が燃えるどころか、試合終了寸前に均衡が破れてしまったかのように頭を垂れて、誰一人闘う姿勢に切り替えようとするメンバーはいなかった。

心理状態は勿論マチマチであろうが、殴られて殴り返しに行く姿勢がないということは、よほど穏やかな人間が
揃っているのか、均衡が破れ、一気にテスト休みで何も練習してこなかったつけがどっと押し寄せ負の連鎖になり、足が止まったのか、いずれにせよ、あの10分間は外で見ている者としても許しがたい姿勢であったことは間違いない。

集中力が切れるというのは、プロでもあること。しかし、ここでプロを例えるのはあまりにもおこがましい。

テスト休みで衰えた体力を後半12分までは集中力で保っていた。しかし、ひとたび均衡が破れた時は、それを覆す体力、気力が一気に消え失せた、魂をもどこかに持っていかれた魔の10分間だったね。

単に中学生のリーグの敗戦として捉えるだけなら、わざわざそれをネタにブログを更新する必要性はない。

テスト休みも学生なんだから当然だ。文武両道。

メンバーにはもう一度原点に戻り、心技体を鍛えて行かなくてはならないと思うのだ。

まず、新3年の度重なる怪我や病気の離脱をなくす。チームの規律を乱す奴をなくす。それによって試合に出す出さないの有無が出てくるから。

あと、木曜日の練習に参加できないメンバーについては、別日に個別でそれ相当の練習をする。

木曜日は唯一と言っていいほど、弱い自分、負けそうな自分、追い込まれるのが苦手な自分、結局、甘い自分が
露わになり、精神的な部分、肉体的なものを鍛える本来なら、個々に上を目指す面子なら緊張はするだろうが、
己を鍛えるには良い日で積極的に挑むべき日だ。

その他の日はこの年代にあったボールを使用した練習をしっかりとやれているのだから、甘ったれ軍団には木曜日は必要不可欠であることをここで改めて伝えておきたいね。

リーグ3試合目にして、ようやく新メンバーの試合を視ることができたが、クラブユースなどに向けては丁度良いタイミングだったよ。

木曜日、塾でどうしても参加できないなら、私が別の日に徹底して甘えを許さない練習を施せる。

やはりね、ユースに年代で通用したいなら、取柄を作らないと。

足元の技術が特に巧いなら、リーグ範囲で言えば、勝利はもぎ取れるよね。
良い体格をもっているなら、パワーで勝てるかもね。
よほどの負けん気があるならば、身体は動かなくても昨日のような10分間もないよね。

取柄がないなら、先に向けて取柄を作らないとね。

足を止めない相手を数段上回るスタミナを日々の練習で作ればいいのよ。ボールを使用した練習を終えて、普段なら普通に帰宅できるのだが、その後からフィジコが毎回入る。

面倒くさいよね、苦しいよね。

しかしね、東京オリンピックを目指している若い世代のどの男女問わず共通してインタビューで口にしていることがある。

「練習苦しいけれど、それを超えると自信になるのでやっていないと不安になる」と。

COJBのメンバー、今は逆だよね?

できれば苦しいことから逃げたい、避けたいでしょ。木曜日行かなくても、不安どころか、魔の日は過ぎたぐらいに考えちゃっている奴いるでしょ。ならばその甘えから逃げられない環境をチームが作ればいいだけ。

「なんで勝てないんだろう?勝てなくなっちゃったんだろう?」色々な憶測がこんな時期だから出回ると思うけれど、

まず、新3年がまともに揃うこと。木曜日こそ、積極的に参加して自らの甘えを取り除いて行くこと。

上の学年がしっかりしないで、どうやって下が育つの?

原点に戻って欲しい。中学生から楽な道の選択をしたら、これから先どうする?

そんな堕落した、蔓延した甘えた空気がチームの結果そのものだ。

コーチ陣ともども反省しなくてはならない。
posted by COJB at 14:17| 神奈川 🌁| ジュニアユース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月12日

【親が子供の成長の芽を摘む時とは?】

子供から大人になって行く人生で簡単なことはない。日頃生きていて人間関係程難しいことはないからだ。

対仲間、対先生、対指導者等、若者がそのことにストレスを感じることがあって悩んでいる、決して悪い時間ではない。むしろ前向きに考えれば良い時間と言える。いや、一番子供が成長する良い時間なのだ。

悪い状況であればあるほど、苦しくなる、この状況をどう乗り越えるか?が人生修行の始まりだと思う。
これから若者が生きて行く人生とはいつも迷い道、ストレートに人生を謳歌出来ることはないはずだ。

自分と気が合わない苦手な人間も次々に出てくるだろう。ずっと自分の思い描く通りにはならない。これから大人になって行く子供ならますます迷い道の毎日だろう。

その迷い道で悩み、考え、自ら乗り越え逞しい大人へと成長していく、その時に我が子可愛さに人生迷路で迷っている子供に、折角、自ら迷いながらも迷路のゴールに向かっているのに親が先回りをして我が子をゴールへと誘導する。

険しい道のりの過程を我慢して見守るのではなく、黙っていられずゴールまでの道のりを全て教えてしまう。ゴールまで寄り道して時間かけて路頭に迷っても子供自らが考えてゴールに辿り着く。

それが本来の成長であり、親が答えを教えるものではない。ましてや中学生になれば尚更である。

一番難しいのは当事者の子供を理解させていくことよりも、その事に気付いていない親に気づいてもらうことの方が遥かに難しい。

実は子供の成長の芽を摘んでしまっているのは誰よりも子供の成長を願うあなた(親)なんですよ!と言いたい。

そういう親に限って、子供が成長していないことを人の責任にしてしまうこと。
親自身が省みることはない。

それは最も、残念で勿体ないこと。何故なら結局、子供が犠牲になるからだ。

COJB20年の育成の歳月の中で、どれだけの若者がいて、親がいたことか。

親が子を守るのは当たり前であり、本能でもあると思う。

しかし、守らなくてはならないケースと、そうでないケースの分別をしっかりしていかないと、
大変なことになる。

世の中のモンスターと言われる親たちは皆、この分別ができていないことと思う。

親の行き過ぎた行動で、子供が犠牲になることを忘れてはいけないと思う。

それを親が果たして好んで望むだろうか?

それはないよね。

前述したように我が子の成長を誰よりも願うのは紛れもなく親だから。
posted by COJB at 11:12| 神奈川 ☀| ジュニアユース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月06日

少年チームでBチーム、試合に出れないからと言って腐るのは早い!!



先日、高学年の試合を拝見する前に、中学年代の試合が行われていたの拝見した。

僕はU12のカテゴリーをチームとして活動していないから、時折、低学年から高学年全てのカテゴリーの試合、練習を拝見させて頂く機会を取るようにしている。

日頃、スクールをやっていて、勿論、子供達に指導する内容はいくつもあるけれど、子供がクラブに所属しているのであれば、そのクラブでの週末の活動以外にもスクールに通うということは、所属クラブでスタメンで試合に出たい、もっと巧くなりたいと思っているからわざわざスクールに通うと思っている。

と、いうことはこちらとしてもその想いに応えなくてはならないと常に心に秘めて指導にあたる必要がある。

色々な試合を拝見していて、スクールの子達にどんな練習を試みれば、所属クラブで力を発揮できるようになるのか?

また、露出の即効性があるのか?を試合でヒントを貰い、それをメニューに変える。

中学年の試合は勿論、ハイレベルになれば、パスを繋ぐということもするのだろうけれど
、大概はパスを綺麗に繋げるサッカーをするのは4年、更に形になるのは高学年になってからだと観ていて感じる。

だから3年生は特に、フルコートの試合を拝見していても、殆ど一か所にしかいない。

高学年になるとグランドの使い方、視野が広くなったり、キックが遠くに飛ばせるようになるからグランド一杯に広がり利用しているシーンが普通になる。

低学年や中学年は、まずしっかり蹴れることができると、得をしている。チームメイトに身体の大きい子、足の速い子がいれば、物凄く有利に試合が運ぶのは言うまでもない。また、GKもまだ身体が小さいので、高いシュートを枠の中に放り込めば入ってしまう確率は高い。

極めつけはCKだ。しっかり蹴れている子がいて、ゴール前で鋭い子がいれば、ゴールになる。

グランドの大きさにもよるけれど、広ければ広いほど、体格差、キック力、スピードがある子がいればそのチームは強いとなってしまう。

しかし、このような状況も高学年にもなれば一変する。

少しずつ周囲も大きくなるので、身体的な能力でサッカーをしてきた子が一たび影を潜めてしまうこともあるだろう。

このような状況になっても一時の良し悪しではなく、小柄な子がそのまま小柄でも、大柄な子がレベルダウンせずに
ずっと向上していける方法は、やはりしっかりとした基礎(フンダメント)を身につけることだと思う。

低学年時は良かったのに・・・

小学生の時は良かったのに・・・

中学生の時は光っていたのに・・・

よく耳にする話だ。

天からの授かりものをそれを良しとして、しっかりと技術を繰り返して努力しなかった結果が、その資質を腐らせる。

せっせせっせと働いて地道に繰り返して来たものは、やがて身になる。

天分の才に溺れて、あぐらをかき続ければ地道に繰り返して来た者と立場は逆転する。

何かの童話で聞いたことがあるお話だ。

中学年まではチームの王様だったものが、高学年になり、そうでなくなる。
サッカーがつまらなくなる。余計努力しなくなる。腐ってしまう。よくある話だ。

今は少年サッカーも8人制が主流。

11人制に比較してボールがより多く触れるという利点はあるものの、スタメンで試合に出場できる枠が3名減っているのも事実。

勝ちたい、勝たなくてはならない試合で、ベンチを見た時に、直ぐに流れを変えてくれそうな子が座っていれば
躊躇なく交代させるのだろうけれど、チーム事情でそうでなければ、試合に1分も出れないで帰宅するケースは
日常茶飯事だろう。

そのような経験の子が果たして中学でサッカーを続けようと思うだろうか?

更に部活ではなく、クラブチームまで行ってサッカーをしようと思うか?だ。

U12クラブの指導者も頭が痛い所だろう。皆に試合を経験させたい。しかし、チームを勝たせたい。

でも、大きな大会で勝ったことに嬉しさを感じているのは実は、試合に出た子だけで、1分も出ないでベンチを温めていた子、
メンバーにも入れなかった子は心から嬉しくはならないのではないかとも思う。


僕もそんな経験がある。6年でAかBのチーム編成がある前の横浜市大会で、優勝した経験がある。
メンバーには選出されてベンチには座ったが試合に出た記憶はない。
最後に撮った集合写真には写ってはいたものの、ユニホームを着て試合に臨んだ記憶がないので、チームが優勝したという喜びはあっても、心から喜べたか?と言えばそれは嘘になる。個人的にはつまらなったと思う。


その後の正式なチーム編成で、僕はAに残りたかったがBチームに降格した。

今では僕をBチームにした指導者の人達に心から感謝しているが、小学生時代は、物凄くショックだった記憶は今でも忘れない。

あれは、サッカーを始めて、僕が味わった初めての屈辱だった。最後の一年をBチームで過ごすとは。

ただ、小学生で試合に出場する機会がなかった子が中学になってそうでなくなることがある。

しかし、それは小学生で試合に出れなかったという劣等感を持ち、チャレンジを止めてしまう子以外にチャンスは訪れる。

僕は中学に上がる時にもう一度嫌な経験をしている。それは、その少年団の強く巧い仲間と違う中学に行かされることだった。

小学生時に途中で引っ越しをしたため、学区外になってしまい、あまりサッカーが盛んではない中学に行かなくてはならなくなった。

しかし、そこから運命が変化したのだ。6年生でBチーム降格。中学は弱小チーム。

普通ならモチベーションは急降格だよね(笑)


幸い、反骨精神が強かったから逆に目が覚めたよ。あまり極端だけれど、中学2年では、
プロなんてない日本リーグというアマチュアしかない時代にプロサッカー選手になる決意をしたんだ。
ここまでの経緯は長いのでここでは書かないけれど。それからはプロになることしか考えなかった。

中学で今で言うトレセンがあり、本来行きたかった中学の元チームメイトからは、僅か1人しかそのトレセンに選出されて
おらず、僕は弱小チームからトレセンに選出され、立場は逆転した。勿論、各中学から3人という枠が決まっていたから
強い中学だから10人選考会に来てよいという特別ルールなんてない。

僕は横浜市の代表になった。たいして巧くなかったのにね。足は速かったけど(笑)

少し自信をつけると、やっぱりもっともっとと欲が出るよね。小学生時代にBチームという降格を味わった僕が、
プロのないあの時代にプロを目指すことを決め、しかも化け物のようなレベルが揃う王国ブラジルまで行って
サッカーをしようなんて誰も信じなかったよ。

諦めない。腐らない。自分を信じる。その前に本当にサッカーが好きかどうか?を自分に問いかける。

それを確認したら朝も昼も夜もサッカーのことだけ考えてたね。

親から「あんたはサッカー気違い」と呆れられていた。

小学生で皆より劣っているのを知ると、チャレンジすることを恐れて諦めてしまうことが多い。

また、信じている親に「お前は無理だ!!」と言われると「そうなのかな?」ってもっと自信を失う。

そうなると、周囲がいくら励ましても中々自信を持つことはできなくなってしまう。

どこの親に「俺の息子はプロに絶対なれる!!」太鼓判をおす親がいるかね?

逆に「お前は無理」と決めつけるのもどうかと思うね。

8人制になり、A~Cチーム編成になったり、Bでもベンチから試合中一度も使われないで帰る経験をしている子は山ほどいるはず。

勝負の世界は厳しいけれど、決して諦めないことだし、サッカーが本気で好きなら、チャンスをものにする
ために毎日、毎日努力を止めないことだ。

友達と遊びたいのを我慢して少しでも練習することだ。

スクール生には勿論、少年サッカーで試合に出れない子、皆に贈りたいメッセージだね。

信じて努力すればいつか立場は逆転する。

小学生、中学生の肩書なんてプロには関係ない。県でチャンピオンになってもプロからスカウトが約束される訳ではない。

君が個としてどこまで諦めず努力をし続けられるかによる
posted by COJB at 16:51| 神奈川 ☁| ジュニアユース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする