2016年08月05日

遠征9日目から最終日まで

【30日遠征9日目】

対 クレウザブエノ 

1-6(得点者/横坂33分)

地域のクラブながら昨年もやられたチーム。しっかりとサッカーしてくる。
またもや開始4分で失点。続いて5分にもう一失点。相変わらず黙ってサッカーしている。ヴォランチのカズーとケイタがちょっとヴォランチという働きに関して
役割を果たしていない。ヴォランチのどちらかが、相手の攻撃を封じるために身体を張り、もう一人はパスで繋ぐ、攻撃に参加する等の役割をする。
体格からしてカズーではあるが、寄せはしても今一つ身体をぶつ当てて奪う、バランスを崩すところまでいかない中途半端な感じ。
ケイタはヴォランチが相応しいのか否かも検討する必要がある。

チャンジは電源か入らないので、いままで誰一人インファンメンバーは交代させなかったが流石に今日はジュンタと交代させた。

なんだろうね。遊びでサッカーをするならそんな感じても良いと思うが、どうもブラジル人のような闘争心が球際の部分でないんだよね。

サッカー好きなんだろうけれど、一つ一つの勝負に勝とうとしていないのはこれって性格もあるよ。

私は、ずっと前から遠征にくる度に感じていたことがあり、それを日本でもプレー経験がある元プロ選手でもあるスタッフのモイゼースに質問した。

昨年のメンバーそうだけれど、日本人って試合のスイッチが入るの遅い。ブラジル人はさっきまでへらへらとしていた感じだが、試合の笛が鳴ったとたんに変身する。
これって何故だと思うと。

すると同氏は「ブラジル人はサッカーは人生。生活そのもの。サッカーで生計を立てて行かないと生きていけないという気持ちが、小さな頃から宿っている、
日本人は違う、普通に働いても普通に生活ができるからサッカーは一番ではないと思った。私が日本のリーグであるクラブと対戦し、0-6で負けた。
私は負けて悔しくて泣いた。しかし、チームメイトは負けたのにへらへら笑っていた。この時点で生活がかかっているか否かの違いがある。
ブラジル人はサッカーで競争してきているから、おのずとスイッチを入れざるを得ない。この違いは大きい」と。

正にその通りだと思う。サッカーで勝負して勝たなくてはならないという必要性が薄い。

クラブに入ってもクビはない。ブラジルはある。

球際が強い。単に肉体が強いのではなく、ボール争いに負けが許されないから強いのだ。しかし、COJBのメンバーは普通に平気で負ける。

ぶち当てにもいかない。だから自由にドリブルさせる。上手くなくてもいいからせめてこの部分だけでも帰国して変わってくれないと、どの国に何を学びに
行ったのかも判らないままになる。

これはCOJBに限ったことではないかもしれないね。育成全体のあり方。


午後3時からサントス×ナショナウU20のリーグ戦を観て、ブラジルオリンピック代表×日本オリンピックのオリンピック事前マッチをTVて観た。
スコアこそ、2-0てブラジルであったが、前半はブラジルに回され放題。殆ど何もできなかった。後半は持ち直して、日本も攻撃をし始めていた。

【31日遠征10日目】

対 カジャマールU15福祉クラブ

3-8

am10:00 物品贈呈、交流 11:45キックオフ
昨年同様このチームと交流試合をした。このクラブも福祉のクラブで、貧しい地域にある。中学生とは言え、学校とは別に家庭を支えるために仕事もしている
関係で週に2度しか練習ができない。
指導者達も元プロ選手などが、有志で指導をしている。

家のメンバーとは生活環境が雲泥の差である中、それが、試合でもでるのてあろうか、こちらは高校生3名を加えても勝てなかった。

この日も戦う姿勢が見られなく特に目立ったメンバーは交代させた。

その中で、アップの時から、いや、日本にいる時からその姿勢を視ていて気になっていたカズーをアップの途中飛び出し、

「お前のそのダッシュやジャンプがたとえ100%でやっていなくても、実際に試合がスタートしたら全く違う動き、闘争心に変わるなら何も言わない。
しかし、お前の動きを拝見してきて、それが変身したところなど見たことがない。ならば、アップから全力でやり試合に臨め!!」とした。


遠征最後の試合だ。今日までの試合で全力で戦えた者はそれ以上のものを持って試合に臨むべきだろうし、イマイチ戦えてなかったものは、戦うべき。

試合が始まっても、カズーとケイタは相変わらず変わった様子がない。

容赦なく交代させた。

ベンチに下がった後、スタッフの横で座ったまま。クレウザ戦の時に初めてU14メンバーからチャンジを交代させた。

最後の試合だというのに、もう一度試合に出たいという姿勢が伝わってこない。

「お前達の遠征試合はそれでお終いか?」

するとケイタもカズーも再びアップを開始。カズーは相手に身体を寄せてファウルを取られていたが、ボールに絡むシーンが多くなる。
積極性を感じてきた。そして、自らゴールもした。

試合は8失点で敗戦、カズーは涙を流した。着替えている最中も一人で涙を流した。この流した涙の意味はこの時は聞かなかった。

負けた悔しさ、もっとこの試合の前から全力でやっておけば良かったという後悔なのか。

最後の試合がカズーにとってのスタートになってくれれば過ぎた不甲斐ない(おもっきりやらなかったという意味)試合も
含めてその涙の価値はある。殆ど、今まで感情を露わにしなかった男が最後の最後でこのような結果になったというとは
今後に期待したい。

これで試合は全て終了した。

午後3時からプロの試合を観戦した。サンパウロFCU23×XVピラシカーバ戦。
この試合の前には全国選手権があり、サンパウロFCのメインチームが試合、5万人を集めたようだが、我々が観た試合には1,000人もいなかった。
観客が同じチケットがこの試合を観戦しようと思えばできたというのだが、はっきりしているね。
同じサンパウロとはいえ、2軍戦まで残って試合を観戦する者はほんのごく僅かだ。
だから、上を目指そうと思うのだろう。

試合観戦の後、違法ではあるものの、チームユニホームを販売しているおばちゃんがいたので、そこへ誘導。
群がるようにメンバーはお土産を買いあさっていた。正に爆買い(笑)


21〜23時まで振り返りミーティングをした。

まず、遠征キャプテン、副キャプテンがどこまで立候補した責任をまっとうできたか?

「本人達はそこまでやれていなかった」と。周囲の評価も厳しいものもあった。ただ、周囲もキャプテンでなくても自身、自主的に動くことができたか?
といえば、それは厳しいところ。キャプテンはコーチがお願いしたことは、その場で皆に伝えてやらせようとはしたが、やはり自分のことが優先的になり、
自分から何かを探してやるということはしなかった。また、副キャプテンは本人のコメントのように存在感すら薄かった感じはする。
自分のことで精一杯であったのか。
その中で、怪我でできなかったトッチがこの二人をサポートしていたと思う。
グランド外のMVPとして、帯同したスタッフから譲り受けたサントスFCのユニホームを贈呈した。

店で買うお土産ではなく、今回の遠征の収穫をお土産に持って帰れることができるか?
サッカー面同様、生活面でしっかりメリハリほつけられたか?

修学旅行の枕投げではあるまいし、二段ベッドから二段ベットに物を放り、電球にぶつけて電球が切れてしまうことを二度も繰り返すなど、
楽しさの延長で、メリハリがない雰囲気には流石に釘を刺した。


やはり、こうしたミーティングをしていても、真面目な話をしている時も、落ち着かないメンバーがちらほら。

そのメンバーに指摘をすると「あいつがじろじろこっちを見ていて・・・」と言い訳をする。

遊びと真剣な時間の混同。まだまだ精神面で子供だ。しかし、将来の夢を語らせると「プロ選手」という。幼い子供の語る夢とレベルは変わらない。

中には、「大金を使ってこっちにこさせて貰ったので、しっかりと帰国したら実行したい」というメンバーもいたが、大切なのは確かに帰国以降の行動だ。

だいたい数週間で元に戻るのが例年のパターンだ。

これらは本人達か目的を持って行動しない限り、継続はできない。これは、ブラジルなど海外に長期留学した者も含めて同じことが言える。

現地にいる時は目的のまま行動しているからできる。しかし、その目的が途切れてしまうと、生活は一転してしまう。目的を失わずにいれば、この機会が糧となる。

同じ目的、気持ち、姿勢を継続し続けることは大人でも簡単なことではない。が、彼らには是非行動して貰いたい。


【8月1 遠征11日目】

帰国日。やはりあっという間だった。

午前中はコリンチャンスのクラブを訪問したり、買い物したりでいつものようにバタバタ過ごす。

夜の21時には空港チェックイン予定であるため、荷物の整理、宿舎の掃除等、最後までしっかりとやるようにした。

この度の遠征で強く感じた事。

サッカー面に関してはJr.ユースというくくりで拝見してきても、大分ブラジルと差があると感じた。COJBのチームの強弱という考えではなく、
今回の日本オリンピック代表×ブラジル代表の試合を観ても、同じことが窺えた。

勿論、ブラジルから胸を借りるつもりでは行っていないが、メンバーには世界基準の国で、その中の底辺のレベル、上級レベルの両方体感して貰い、どちらにせよ、
自分達のレベルが意識も含めて全然そのレベルに到達ていないということを知ってもらいたいという考えが先行してきたが、

今回のオリンピック代表があれだけ歯が立たないところを目の当たりにしたことで、改めて、ブラジルを負かしたいと強く思った。

「メンバーにハイレベルを知ってもらいたい」というのは、受け身な考えだろう。

プロ下部どころか地域のクラブにも勝てない、しかしも地域クラブとはいえ、週2しか活動していないクラブにも8失点も喰らう始末。

ブラジル遠征は勿論、全員行けるものではないけれど、COJBのテーマとしては、ブラジルのクラブを撃破する気持ちで年間取り組んでいかないと、県トップもない。

それぐらい、ブラジルの層の厚さは毎年痛感する。目標は高い方がいい。

オリンピック代表の試合を拝見して率直に感じたのは、試合に入る前からブラジル代表を恐れているかんがある。日本サッカー協会が育成年代から
勝者のメンタリティーを植え付けて欲しいとコメントしているが、まさに、これが欠けている。

それは今回の遠征でも物凄く感じた。スイッチが入らないとかいろいろ言い方はあるけれど、そもそも勝者のメンタリティーが欠けているから、大して優れた技術が
あるわけでもないチームにも対抗できないと思う。勝者のメンタリティーが目立ってしまうのはやはり球際だ。これも勝負であり、この勝負に強いメンバーが
いればいるほどチームは強いはず。個々の勝負は避けられないのがサッカー。

だから、やはりブラジルを負かす気持ちで日々取り組みをしないと、世界基準なんて夢のまた夢だ。

これからの大きなテーマだろうね。
posted by COJB at 13:48| 神奈川 ☀| ジュニアユース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月31日

遠征7日目から


【28日遠征7日目】

対 ポルトゲーザU15(プロ下部)
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形式/35×2

1-8(7分相手のオウンゴール)

前半失点3,11,16,23,27分  シュート数COJB/3本 相手/15本
後半失点8,20,26分     シュート数COJB/1本 相手/3本

リュウキ:ゴリ、トラ、内田、ブラジル人、カズー、ケイタ、チャンジ、タクト、カイト、横坂

控え/ジュンタ、トッチ、ブラジル人3名


古豪ポルトゲーザとの一戦、古くはサンパウロのビッククラブの一つとして君臨してきた。勿論、下部組織も強い。

この記録からも解るようにかなり攻められている。ゆっくり横に横に繋ぎ、相手を揺さぶり、空いた縦のコースにパスを出しゴールに近づく。
また、ミドルでしっかりと枠に入れてくる。

時折、こちらがマイボールにするが、パスミスで自滅して一気にゴールまで持っていかれる。

カズーは中盤でゆっくり溜を作れるのが売りで、身体もまずまずの大きさで相手に対抗はできるが、動きがのろく、次の動きがないため、一時の仕事で終わってしまう。
また、ヴォランチで上のレベルでやりたいのであれば、パスミスを減らさないと通用しなくなってしまう。
もう一人のヴォランチケイタは、相手とコンタクトするタイプではないため、パスを繋ぎながら攻撃に参加する積極性が欲しい。イージーにボールを奪われてしまうことが
ここブラジルでは目立つ。

トップ下のタクトは、攻撃には絡むものの、大柄なブラジル人相手であると、潰されてしまい中々思い通りのプレーができていない。
身体の使い方を取得し、持っているテクニックを活かせばもっと目立つようになる。守備面ではコンタクトに行く姿勢はあるが、まだ強い気持ちで当たりに行っていない。


ハーフ右のチャンジは、強い相手になると特にピッチ内で影を潜める。眠っているかのようにピッチ内をウロウロしているか止まっていてオフになる。
しかし、対抗できるような相手であるとドリブルも試みてシュートも撃つ。また、守備も時折見せる。

左のカイトは、器用なテクニックがあり、時折攻撃にも参加するが、フリーで受けて前にスペースがあるにも関わらず、前線に2人マークをついている選手に
ボールを放り込んで奪われていることが目立つため、スペースがある時はそのスペースにドリブルで侵入し、パスを出して終わるか、その時には前がかりになって攻撃に
参加しているのだからもう一度味方を使ってシュートで終われるようになれば、先は見えてくる。だた、難点はサイド選手にも関わらず黙ってサッカーをしていること。
これはチャンスを生かせられない欠点。

ゴリは相手が背を向けた時のチェックで仕事をさせないというようなコンタクトプレーがストロングポイント。難点はボールを所持した時の技術。
特に前線へのパスミスは自分のストロングポイントの価値を下げてしまうため、要努力。

チャンジはスイッチが入っている時はのろのろながら積極的なプレーも見せる。しかし、電源がオフになることが多く、オフになっている時は誰かが、怒鳴るなりして、
電源を入れないと、一人足りない状況で試合をしなくてはならない時が多々ある。自分でスイッチを入れられるかが今後の鍵だ。

GKの二人は今回、GK特別コーチにつきっきりで指導されているため、特にキャッチングの基礎の成果が出ていて、ここ数試合しっかりと収めている印象が強い。
これは収穫。帰国しても指導されたことをしっかりと継続することができれば、自信に繋がるはず。

ユース年代の横坂は、ジュンタ、内田は他のメンバーにないスピードとパワーがあり、攻守ともに家のメンバーが助かっていることもある。

前線でプレーするジュンタはテクニックがあり、スピードも持っている。しかし、コンタクトプレーが弱く、守備も怠り、足が停止している時間があり、
今後の課題だ。また、身体の使い方をブラジルで早く取得していくこと。

横坂は力強さがあり、前に仕掛ける気持ちもあるのが利点であるが、必要のないところで、飾ったプレーをしてしまい、相手に容易に奪われているシーンも
目立ち、安定感を欠くところがある。

内田は前線よりもサイドバックやセンターバックで光る。相手に寄せる速さと強さもあり良いプレーをしている。だた、技術的には精度が足らず、単純なミスを多く、
ここを改善すれば光る。

【29日遠征8日目】

日本で使わなくなったシューズ、シャツなどの用具が皆さんの協力で短期間に多く集まり、大変喜ばれた。
年に一度きりになってしまうけれど、お世話になったブラジルに少しでも恩返しができることに幸せを感じる。

簡単に物が買えない家庭の子供達が嬉しそうに日本からの贈呈品を見つめる。多くの子供達がいるため、シューズか70足以上集まっても皆に行きわたるのは
難しいよう。ユニホームなど着るもので上手く調整して貰おうと思う。
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午後3時試合 対コリンチャンススクール

2-1(11分カイト、後半32分横坂) 35×2

トラ:ゴリ、内田、ブラジル人、ブラジル人、カズー、ケイタ、カイト、タクト、チャンジ、横坂

控え/ジュンタ 怪我/リュウキ、トッチ

これぐらいのレベルが丁度良い相手なのか。ようやく対抗して試合している。それでも後半32分までは攻めながらもゴールが奪えず仕舞い。

しかも最後に奪ったのは高校生の横坂。日本での試合でこの代でなんだかんだ言ってもゴールを奪っていたのは怪我で欠場中のトッチだ。そこにタクトが食い込んでくる
ような感じだが、あまりにもゴールの匂いがするメンバーが少ないのが気になる。カイトなんかももっとゴールの匂いが欲しい。

この試合に関してはあまりコメントする内容がない。本家本物のコリンチャンス関係者の都合と我々のプログラムの関係で試合ができなくなったが、ポルトゲーザなどブラジルの
凄さを肌で感じているはず。


夕飯はスタッフがカレーライスを用意してくれたので皆で食べた。毎日同じような食事をしているため、あまり日本に帰国するまで時間はないが、やはりここらでの
カレーライスは物凄く美味く感じたと思う。嬉しそうに食べていた。
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posted by COJB at 13:09| 神奈川 ☀| ジュニアユース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月28日

遠征ちょっと一息カフェタイム

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(トッチの不安な表情から現地で明るい顔)

練習、試合ができない状況ながら、それなりに前向きに楽しんでいる。一度、スタッフに医者に連れて行ってもらい、レントゲンでどうなっているのかを検査してきた。
痛みがないので、どうしても油断し動いてしまっていた中、折角つき始めている骨が多少剥がれかけていた
のを写真でみてまた大人しくしている。

カピトンのサポートを積極的にやってくれているトッチ。

カピトンのトラの動きが鈍いのをしっかりホローしている(笑)

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(GKとセンターバックを務めるカピトントラ)

グランド外で、もっとアンテナを張り巡らし、先に動き出してくれるとGKの役割も向上する気がする。

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(カズーとトイレットペーパー)

初戦でハーフタイムにトイレに行ったまま中々戻ってこなかった。その理由はトイレに紙がなかったため。
リュウキに見に行ってもらって助かった。紙を確認せずに用を足してしまったのか?

グランド関係者にプレゼントして貰ったトイレットペーパーとツーショット。

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(必要以上に伸びていた誰かの爪)

帰国したらネイルサロンにでも行くんですかね?(笑)









posted by COJB at 23:11| 神奈川 ☁| ジュニアユース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

遠征5日、6日

【遠征5日目】
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日本でもオリンピックの空気は毎日報道などで伝わっていると思うけれど、勿論、ブラジルでもテレビをつければ
報道しているのが伝わってくる。ただ、テレビをつける時間がなかなか・・・(笑)

聖火ランナーがリオに向かって走っていることは日曜日にサンパウロの中心街に行ったときに解った。
26日現在、リオ街道をまっしぐら昔、自身が住んでいたサンジョゼ市に向かって聖火ランナーは走っているそうだ。

リオのお隣りサンパウロにいると、直接その雰囲気に浸かることはできない、多分、メンバーはもうすぐオリンピックが
近くで開催されることすら忘れてしまうほど、メンバーは楽しいひとときを過ごしていることが日々伝わってくる。

あっという間に5日が過ぎた。中締めとして、夕食後にミーティングした。

日本でメンバーのサッカー以外の行動を拝見していてもコーチ陣はそれぞれのビジョンでメンバーを観察させて貰っているけれど、
こうした共同生活の中では更に見えてくることか多い。

自分の事がどうしても優先になってしまう。持って来たユニホームが洗濯されて戻ってきた。自分のだけ取り、
ブラジル人が使用しているものは床に散らばる。一緒にプレーするブラジル人は宿舎にはいない。
誰がまとめて管理するのか?昨日のトイレの話もそうだが、「人任せ」なことがやはり多い。

自分の事をするのが最優先になってしまう、その最優先している内容は宿題でも、荷物整理、遠征日記でもない。
仲間との雑談、ゲーム等。

「お前達はもはや、小学生の子供ではない、また、そうであってはならない年代になっている。仲間が食堂等の片づけを
始めているのであれば、自分のしたい事はまず後回しにして、協力して片づけてから自分の事をしたらいい」

グループから離れて視ていると誰の動きが鈍いのかがよく解る。飲んだコップ、水のペットボトル、ごみ箱に溜まったゴミ。
食べたものの処理。支度の遅さ等々。

少しでも帰国したらこの経験をサッカー以外にも役に立ててほしいね。

【練習】

午前、午後とブラジル人のU15〜U17のメンバーと混合で練習参加。
GKはGKコーチと特別練習。熱心で、自分の経験を伝えてあげたいという気持ちが非常に伝わってくるコーチ。
一度練習を終えても、更にGKの育成に大切な要素を熱弁する熱血ぶり。嫌いなタイプではない(笑)

勿論、私がGK二人に付きっ切りにならなければ、コーチが説明している言葉は解らない、しかし、それでも構わず
彼らにポルトガル語で説明している。なるべく近くにいて通訳するようにしている。
基礎の部分はやはり元GK経験者に教わらなければならないと思っているので、この機会を充実させてあげたい。
GKとしての基礎技術、また、技術を駆使する前の身体づくり、ゲームにおけるコーチングやポジショニング、細かい
指導があるので安心している。

あと、もう一つGKコーチに提案するとすれば、日本人二人だけでなく、一人ブラジル人の同年代GKを呼び、一緒に練習させて
二人との比較ができるとより二人に解りやすいと思う。まだ時間があるので、それを提案したい。


フィールドはブラジル人と交わりゲーム形式が主なので、目についた部分で、説明はしてあげられる。後は、自身が肌で感じる
ことだ。

【遠征日記】

この経験を一時の思いでだけにして欲しくない。だから、せめてノートを持ってきて日々感じたことを形にして残す。

にも関わらずノートさえ持ってこないメンバーが約3名、メンバーから切れ端を貰っているこの姿勢。

「宿題もやっているか?」と質問すれば、「日本で少しやってきた」「まだやってません」「少しずつやっています」とまちまち。

このまま何もやらずに帰国すれば多分、母親とのバトルに・・・これが恒例。ならば、それを少しでもプロテージ?(笑)

27日【遠征6日目】

対 アウダックスU15(プロ下部)

2-5(前半2-2/タクト、ケイタ、後半0-3)

リュウキ:内田、ブラジル人、トラ、ブラジル人、カズー、ケイタ、チャンジ、タクト、カイト、横坂

控え/ブラジル人  怪我/ゴリ(親指負傷)、トッチ


ゴリこと大生の初戦は後半、股関節痛で辞退、今日は足の指、負傷した足ではないが、ゴリの足の爪を見たらどんだけ伸ばしているの。
これは怪我の素だよ(苦笑)今回の欠場の理由は地面を誤って蹴ってしまい指を痛めたそう。「地面蹴らんでボール蹴ってよ」って感じだ。


前半2失点したが、2点取り返して勝利の流れもあったが、後半ブラジル人のセンターバックを交換し、換わったブラジル人
がオウンゴールをしてしまい、流れが相手に(あまり交代させたくなかったが、本人がやる気で、元々トラ以外はCOJBのメンバーで
このポジションをやる者がいないためブラジル人同士で換えた)

プレッシャーがさほど早くないため、コントロール、判断のスピードがまだ不足している家のメンバーでも多少通用してしまって
いるレベル。思っていたより全然強くない。

しかし、流れを取り戻せずに3失点。ある程度プレーさせて貰えるチームとやるのも一つ。全く通用しないチームとやるのも一つ。

このプレスレベルでも勝手にパスをミスして簡単に渡してしまう。自滅が多い。その点、相手チームはそれでも自滅は少ない。これはどのチームとやっても
感じる。

復活チャンジにもシュートチャンスがやって来てシュートを放つがジュベントス戦、アウダックス戦、中々枠を捉えることができない。

3試合を終えて今日が一番勝利に近づいたようだが、最後は突き放されてしまった。高校年代の横坂が前線でスピードとパワーを使いチャンスの匂いを窺わせるが、
まだ、U15のメンバーは1対1勝負になった時は勝てない。


午後3時ヴィラマリーアのグランドで練習。
ヴィラマリーアのU17のメンバーとフィールドは3対1のパスワーク、その後は長い距離のパスワークからフィニッシュまで。


GKはGKコーチと特別練習、今回の遠征は市内で活動しているため、宿舎こそグレードは下がっているものの、内容は充実している。

明日は古豪ポルトゲーザとの試合が組まれているが、午前中ポルトゲーザU17とヴィラマリーアU17と同じグランドで試合があり、トラとリュウキはGKコーチに
呼ばれ午前中も午後の同チームとの試合に備え、アップがてら練習に呼ばれている。
基礎の基礎を徹底的に指導されてね実戦もある。

日本の育成年代のGKでJr.ユース時代に元プロに直接指導を受けられる機会がどれだけあるだうか?吸収できるものは出来る限り吸収したいはずだ。
。この環境で帰国してそれを生かせなかったらちょっと先は厳しいだろう。

遠征もあっという間に6日目を終えてしまった。

数日後には日本に到着している。残りの1日1日を大切にして欲しい。

【生活】

日本ではリオオリンピック現地情報として、いかに危険であるか?など、強盗に遭遇しているシーンを流したりと心配をあおる映像が流れているが、
実際に来てみると、油断はできないが、ごく普通に生活は流れている。

宿舎の前はバス通りで人通りも多い。グランドは歩いて10分も掛からない。スーパーはあるし、食堂もいくつかあり便利。危険も少なく、快適な場所と言える。

メンバーはまだ帰国したくない心境、それはそうだよね自由だから。
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posted by COJB at 11:40| 神奈川 ☁| ジュニアユース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月26日

ブラジル遠征日記まとめて4日間

7/21日 成田空港 エミレーツ 22:00

【出発】
無事に全員集合、昨年は都内の私立高校に通うゲンキ(当時16高1)が加わり現地で1ヵ月研修、今年はヘラクレス大磯ユースのマサ、ウッチが合流。

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幸い、パスポートを分忘れるメンバーはいなかった。ひとまず安心。
例年はビザを取得する必要があるため、旅行会社に預け、当日空港に持ってきて貰うパターンになっているけれど、この度はオリンピック期間の特別措置として、ビザは不要。
よって、各々パスポートを取得したらそのまま各自で保管。取得してから出発まで時間が空くため、メンバーには「とにかくパスポートだけは忘れないように」と注意を促した。

トッチが車いすで登場。一時は、怪我のため、遠征を断念しかけたが、怪我で試合ができなくても、この機会にブラジルへ行き、いろいろなことを見て、
学びたいという決心でいざブラジルへ。

座席は足をなるべく伸ばせるところをエミレーツの配慮で座ることになったが、仲間は離れ離れ。
俊哉の修行は既にスタートした。

空港内の移動は、成田、ドバイ、共に車椅子を貸してくれ、入り口から搭乗ゲートまでは仲間が代わる代わる車椅子を押して歩く。

最初のチェックインの様子

ずらっと列をなしていたが、夏休みもスタートしたばかりで、他のJr.ユースサッカークラブと思われる団体もあり、一般搭乗者もいるなか混雑していた。

我々のチェックインの時、カズーがボールに空気を入れたままチェックインのカウンターに行ったので「空気を抜いて下さい」と言われ、空気を抜くのに時間が掛かかり、
更に持ち込み荷物の中にハサミがあるということで、探したようだが、見つからずにいて、そのまま荷物検査に行ったが、出国手続きの場所に中々出て来ない、
しばらくして理由を聞いたら「ハサミが検知された」とのこと。チェックインの時も、荷物検査の時も最後、さっそくのマイペースぶり。これからの行動を注目したい。

【ドバイに到着】

午前3時過ぎにドバイに無事到着。体調の悪いメンバーはゼロ。
途中、気流の悪いエリアを通過するが、今回はさほど長く続かず、すぐに普通になったが、以前は、物凄く長く続き、そのまま羽が取れて落下しちゃうんではないか?
と覚悟したこときがある。

ここまでは成田出発が夜なので、ぐっすり眠れればあっという間に到着する。起きたら朝食。なかなかいける。
聞くところによると、Mとチャンジは狭くて1時間ぐらいしか寝られなかったようだ。
これから3時間後にドバイを出てサンパウロに向かう。


【22日/サンパウロ、グゥアルーリョス空港に無事到着・1日目】


何事もなく無事に16:00サンパウロに到着した。
ここまで、日本から引き続き怪我人はいるが、病人はいない。感謝。
サンパウロの空港でもトッチへ車椅子でのお出迎え。
出口まで、いや、チャーターバスの前まで空港関係者がしっかりと送り届けてくれた。

バスで合宿舎まで30分程度の移動。昨年は町から離れた場所にあったので更に1時間移動であった。疲れも増したことだろう。

夕食の時間

近くのレストランに車で移動。メンバーの初めてのブラジルでの食事。流石に眠気、疲れがピークなのかテーブルの上に顔を伏せて眠りに入っている者もいる。

食事の内容はフェイジョン、パラパラご飯、サラダ、肉、ポテトとオーソドックスな内容。ご飯が塩で味付けされている中で、メンバーの一部からは
「しょっぱいです」と不評。スタッフにそれを伝えると「このレストランは今日限り」と。確かにご飯はしょっぱい。

食後はさらに眠気が襲ってくる。テーブル上に顔を伏せて寝に入るメンバーが増えた(笑)

無理もない。時差も数日続くのが例年のパターン。

【23日/遠征2日目】

ちょっと遅い朝食。なにやらチャンジの体調が悪いようだ。9:30から予定されているヴィラマリーア(COJBの現地での協力クラブの一つ)での練習。
吐き気があるよう。行く寸前まで本人からは何もなく、他の仲間が伝えにくる感じで、何がどうなのかが判らない。

胃の薬を飲めばよいのか病院に連れて行った方が良いのか?を。

とりあえず、薬を飲んで、スタッフの監視の下で寮で寝ていることにした。

メンバーはヴィラマリーアの砂のコートでアップ。後に人工芝のグランドが空いたので、GKとフィールドに分かれて軽く練習。

GKは元プロのコーチが基礎を指導してくれていた。フィールドはメンバーとコーチ陣+OB吉野も加わりミックスでドイストッキス。

トッチは松葉杖を使わずにグランドに来ていた。リラックスゲームに入りたがっていたがそれを阻止(苦笑)気持ちは解るけれど・・・。

ミニコート外で大人しく筋トレ。

昼はグラント近くの食堂で。「塩っけの強いパラパラ飯からここのはどうだ?」とリュウキに聞くと「ここのは大丈夫」らしい。なかなかの高評価。

チャンジの様子を見に宿舎に戻るとぐっすり寝ていた。

午後から試合があるが、どうするか?とスタッフ思案した結果、宿舎に置いておく訳にもいかず、きつそうだったが起こして試合に連れて行った。

マイクロバスの前3席をチャンジシートとし、バスで1時間くらいのサンベルナルド・ド・カンポへ。

チャンジは相変わらず具合が悪そう。たまたま本日担当であったバスの運転手がこの地域に住んでいたため、土地勘があり、スタッフが病院へそのまま連れていった。


遠征1試合目 対 サンベルナルドU16(プロ下部)

40分×2本

0-8(前半0-2/17分、32分,後半0-6/1,9,22,26,28,33分)

リュウキ:ゴリ、トラ、ブラジル人(以下B)、B、カズー、ケイタ、カイト、タクト、横坂、内田

後半リュウキ→トラ(GK)、B→ジュンタ(COJB留学生)、ゴリ(股関節痛)→B

控え/トッチ(怪我)、チャンジ(体調不良)

ピッチはプロリーグでも使用するグランド。観客席もある。

控え通路からグランドに入ると、相手は既にアップを始めていた。よく見ると大分体がデカい。控えのメンバーに「歳はいくつだ?」と聞くと「17才だよ」と。

ユースと組んだのだな。まぁ良い経験で強化には丁度良い。次いでなので、40分ハーフしてと頼んだ。

スコアのように前半は再三ピンチを迎えるも、リュウキの好セーブで、2失点に抑えた。ユースなだけに流石にスピードがあるし、おまけに技術もしっかりしている。

だた、最後のフィニッシュの悪さには助けられた。スペースを与えたら自由にドリブルで侵入されてしまうので、2対1の状況を作り相手のボールを奪うことは前半できていた。

しかし、やはりミスが多い。しかし、このミスも今回ブラジルに戻ってきて改めて解ることが多々あるなかで、やはり日本人プレーヤーはサッカーにおける
コミュニケーション不足は結構深刻な問題だなと思った。サイレントサッカー。黙ってサッカーをする。

少年サッカーでも指導者から「声を出せ!!」と言われると「へいへい」と機械的に声を出す。しかし、そういうものではない。

どうしたいのか?何をして欲しかったのか?ボールを所持している味方に情報を伝達してあげる、例えば後ろから相手がボールを奪いに来ているなら、情報を伝えてあげたり、

逆サイドがフリーならそれを伝えてあげたり「声を出せ」というのもいろいろな状況、種類がある。この点は毎年こっちへ来るとブラジル人の伝達能力、軽率な味方のプレー
に対しての叱咤など、物凄い色々なシーンでの情報の伝え方があると振り返らせられるし、確認ができる。

この面ではCOJBのメンバーは全く出来ていない。味方のミスに対する文句は言っているが、情報伝達にレベルでは決してない。

カイトはサイドでプレーすることが多い、サイドはスペースに抜け出すタイミングが物凄く大切になる。黙っていてもボールが自分のところに飛んでくるとは限らない。

中盤の選手がサイドの声に反応して、スペースに出すことも多々ある。そんな時に黙っていたら折角チャンスなのにボールが出てこない。

その分、チャンスを失う。サイドの選手が自陣でだけプレーしていも何も相手に脅威を与えない。相手サイドのゴールラインまで切り裂いて行って初めて脅威となる。

ここだという瞬間にボールを呼べないということは、一つの大きなチャンスを失うことになり、一選手としてのアピールをする瞬間も一つ失っていることにもなる。

サッカーにおいて、試合で動いている最中にコミュニケーションができない選手というものは非常に損をしてしまう。パフォーマンスを半減してしまうものだ。

前半0-2で折り返し、いざ後半へ。

マイペース男カズーがハーフタイム中トイレに行ったきり中々帰ってこない。メンバーに様子を見に行かせると、ペーパーがないらしい(苦笑)

我々は勿論、相手もずっとピッチ内で待ってくれているが、あまりにも遅いのでキックオフの笛が鳴ってしまった。すると、カズーの姿が。

「おいおいいつまでトイレに潜伏しているんだよ、できるのか?」と聞くと「ハイ」と言ってピッチへと戻るカズー。

後半徐々に足が止まり、次々に失点。終われば後半6失点。

この試合で周囲から評価を貰ったのはゴレイロのリュウキ。危ないシーンを再三防いだ。反応の良さが光った。

試合が終わると普通にチャンジか戻っていた。そしてその顔は試合前に見せていた死んだような顔とは違い、普通のチャンジだった。

病院で副作用のない点滴を受けたら普通に元気になって戻ってきた。そして、普通にボールを蹴っていた。さっきまでが嘘だったかのように。

夕食時は時差ボケで眠い眠い。ブラジル流焼肉シューハースコで夕食したけれど、食後寝ているメンバーが多い。やはりまだきついかな。

【24日 遠征3日目】

大学の施設のフットサルコートでゲームで汗を流し、昼食を摂ってから昨年も、その前も見学に行ったサッカー博物館へ。

オリンピックの聖火ランナーが通り過ぎるということで、敷地内も閉鎖されている箇所もある。

夕方からプロの試合を観戦した。試合中も眠いようで、半ば居眠りしているメンバーも続出。

【25日 遠征4日目】

am.7:00朝食。対 ジュベントスU15に向かう。

その前にミーティングで説教をしなくてはならなくなった。何故なら、起きたらしっかりと毛布を畳む。ベッドの上は綺麗にしておく、と入寮した日から言われている。

朝食の間にカピトンのトラが「やることはやったよな」みたいな確認を仲間にしていたので、部屋を回り全部屋の写真を撮った。

「これでやることをやったのか?」とまず一喝。

極め付けは、それぞれ出かける準備に戻るが、朝食した後に各々飲んだコップをテーブルの上に放ったままにして行くメンバーが多かったので

「お前らは、自分の家でも自分で飲んで食ったものをそのままにして行くのか?それを誰が片づけているか考えたことがあるか?ただサッカーしに来ているんじゃねぇしっかりしろ」と。

毎年のことだけれど、日頃の生活が露わになる。支度がいつも遅いメンバーがいるが、これも日本で既に現れている。

楽しいのは解る。しかし、けじめがない、メリハリがないのはダメ。子供のお泊り会と同じになってしまう。

(第2試合目 対 ジュベントスU15) 試合タイム/30×2

1-5(前半0-2/11,14分、後半1-3/3分横坂、13.18,22分)


リュウキ:ゴリ、ブラジル人、トラ、カイト、カズー、ケイタ、内田、タクト、チャンジ、横坂

控え/トッチ、ジュンタ、ブラジル人3名


スコア的には昨年と比較して失点は減ったが、試合時間の違い(昨年は80分やっている)があること、相手の選手レベルが異なっていることも挙げられる。

その中で、第1回目の対サンベルナルドと比較すると、相手のスピード、強さが違うこともあるが、落ち着いてパス回しをしているシーンもあった。また、少しずつ
自分でチャレンジするシーンも出てきた。ただ、すぐに読まれてしまい、身体の強さは大きな差があるためボールを簡単に失うことが多い。

チャンジも病気から回復し、フリーで受けたボールをそのままシュートするシーンも見られた。


午後はヴィラマリーアでGK、フィールドに分かれて練習し、その後、プールでリラックスした。

【食事】

セルフサービスの食べ放題形式が多いが、メンバーの内容を見ていると、やはり好きなものしか摂っていない。

特に、鉄分、ミネラルの豊富なフェイジョンを食べているメンバーが殆どいない。また、食べる量も少なく、これではしっかりとした身体は出来ないと改めて感じた。

成長期かでこれから体格も変わるところだとは思うが、アスリートに相応しいしっかりとした身体に変身するとは到底思えない身体のベース。

嫌でも栄養分の多いものは強制的に食べさせて行きたいと思っている。

【生活】

宿舎で共用しているトイレのこと。入ると小便の臭いが漂っている。また、シャワーと一緒になっているので床がびしょびしょだ。

まぁ、家でもなんもしてない若者の集まりだ。そうなるのは無理もない。しかし、これを黙認するか否かはコーチ自身の考え方次第。

勿論、私は黙っていられない性分。自身、綺麗好きとは程遠い人間ではあるが、トイレについては黙認できない。

また、トイレ掃除そのものの追及というよりも、共用しているものだから誰がかそこに意識を持って自ら率先して、せめて、はみ出したら自分で拭いてから出てくるのは
礼儀ではないか?と思うため、その気持ちを養ってほしい。自宅なら、親が普通にやっているから何も気づかない。

トイレ掃除の担当をしているならば、おそらくあんなに臭く、汚いトイレに入れないはずだからね。

結局意識だと思う。次の人が入って不快にならないよう、自分と逆の立場になって考えられるようになれば、人間関係にも良い影響になるのではと思う。

仲間と楽しむこと、今、楽しいというだけでは大人になっていく上ではあまりにも乏しい。中学生年代とはいつもコメントするけれど、そのベース作りだと思う。

四年ぶりに再会した、3期生の吉野かて、19才になって色々経験はしてきているけれど、今回、私から色々な話をされている。言われても恥ずかしい年代ではない。

しかし、20才にも近くなれば、そろそろ恥ずかしさも感じて行かなくてはならないこともある。

自身、20才になっても恥をかいたことは多々あるから。


4日が経った今も、夕食を終えてしはらくしてメンバーの部屋を覗くと、全員、ついさっきまで何かをしていたのだろうという原型のまま、寝に入っている。

身体は慣れてきているものの、疲れは重なっていくだろうが、これも経験の一つ、残りの遠征日も一日一日を大切にして行きたい。
posted by COJB at 21:07| 神奈川 ☔| ジュニアユース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする