2007年06月22日

なぜ日本人は対人プレーが弱いのか?

昨日行なわれたUー13トレセン練習会にてスクール年代の子供達にとっても大事だと感じた事を今日は書きたいと思う。

赤田西でのスクールがあったため、最初から全部見る事が出来なかったが、今回の練習テーマは「GAP、スペースを見つける」というだった。
GAPとはサッカー用語で、ディフェンスとディフェンスの間をさす。決して洋服のメーカーではない。(苦笑)

私が会場に付いた時には、コーン2組を10箇所程度ランダムに置き、それをディフェンスと見立てて、GAPにパスを通すという練習。それぞれのコーンの間は1mから1.5m程度。ボールの受け手はGAPで立ち止まってボールを受けるのではなく、常に動いている状態でボールを受ける。逆にボールを所有している選手は早い判断でGAPとそこに走り込んでくる選手を探し、パスを流し込むという練習を行なっていた。
練習メニュー的には面白く、もっと工夫する事でより実戦的になると感じた。

しかし、それは基本的な技術がしっかり出来ていればの話。やはり大事な部分が抜けてしまっているように感じた。なぜなら、GAPとして見立てているコーンに対し、平気でボールをぶつけ、それをよしとしている。コーンの間がGAPなのだからコーンは敵なはず。コーンにぶつけるという事は、敵にパスを出しているということになる。それで本当によしなの?と思う。
また、100歩譲ってミスは誰でもするからしょうがないとしても、そのミスの仕方が問題。何故ならアウトサイドでへにゃへにゃのパスを平気でぶつけているのはどうかと思う。敵と敵の間を通すのに、その意識で本当にいいのかと感じた。

80名程の選手の中から選ばれてきているトレセンのメンバーなので、足下の小細工はみんな得意だ。しかし、誰も体を使ってのプレーが出来ない。対人プレーが非常に苦手な様子。
COJBから選出された子が一番安定していた。決して保護しているつもりは全くない。スクール時代からもしつこいぐらいに意識させて来た成果がでていた。
腕を使う事、重心の落とし方、スタンスの広さ、これらが安定している為、そう簡単にはボールを失う事がなった。

「パスの基礎」「体の使い方」は少年年代のうちに身に付けておかなければならない技術だと改めて感じた。
上の学年になればなる程、器用な選手が多くなり、小細工に走る。ある程度の年齢になると、修正がきかなくなり、プロの世界では通用しなくる。
日本サッカーの弱点として「フィジカルの弱さ」が上げられるが、決して体格的な問題だけではないと思う。小さい頃から体を使ったプレー、対人プレーを練習しているかの違いだと思う。現にトレセンのコーチは対人プレーを避けろと言わんばかりのコメントを口にしていた。「敵の前でボールを受けてもいい事がない。ミスするだけ。」と。どういう意図なのかはわからないが、前回のトレセン練習会でも似たようなコメント、練習内容が組まれていたので、多分対人プレーをあえて避けているのだと思うが、トレセンクラスでも接触プレーを避けているのだから、先が見えている。将来的には日本代表が抱える問題になってしまう。

ようは下の年代から練習していないのだと思う。小学生年代のうちにこの辺の技術ベースは作り上げて行きたいと改めて感じた。
posted by 少年サッカー at 23:51| 神奈川 ?J| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のブログ

対人プレーに強くなれ!

今日は赤田西でのスクール終了後、Uー13トレセン練習会の視察に行ってきた。トレセンでのコメントについては後日記載するが、改めて「なぜ日本人は対人プレーが苦手なのか?」がわかったし、出来れば小学生のうちから対人プレーに慣れさせる事が重要と感じた。

今月の低中学年クラスは対人プレーを中心に練習を行ない、中でも1対1を練習した。
今日は先週行なった内容を復習しながら、スクール後半は2人1組で1対1のゲームを2分間と1分間を交互に何ゲームか行なった。コーンを1本立て、ドリブルしながらコーンにタッチすれば1点。ボールを奪ったらすぐに攻守交代し、すぐにゴールを意識するというもの。
中学年クラスになるとある程度コントロール出来るようになるので、あとは実践の中でボールの奪い合いをしながら練習を行なった方が有効であると判断し、行なってみた。
子供達はミスを恐れてか、またゴールされるのを恐れているのか、中々積極的になれない。普段、ボールを蹴っ飛ばしているだけだからなのか、相手を抜くという事が苦手なようである。
しかし、子供達に「奪われても奪い返せばOK!」「ゴールを決めれば誰もがヒーローになれる!」と声をかけたら接触プレーが増えてきた。
ボールを大事にするのもわかるが、まだまだそんなベテラン選手がやるようなサッカーをする必要は全くない。ドリブルでけしかけて、取られたらまた取りかえせば問題はない。
ブラジルの話になってしまうが、ブラジルではそんなの当たり前。逆にパスを出す子なんかほとんどいない。だからドリブルが得意な選手が多い。得意というよりも、対人プレーに慣れているのだ。自分の間合い、得意なパターンをそれぞれ持っている。しかし、日本の子供達はミスを恐れてか中々勝負しようとしない。この時点から差が出ている。

また、今日のUー13トレセンでも日本人が対人プレーに弱くなる理由のひとつがわかった。詳しくは後日コメントするが、この年代であってもあえて対人プレーを避けている。

小学生のうちからもっと対人プレーに慣れさせる必要があると改めて感じた。遊びの中でもいい。決して練習の中だけで実践する必要はない。ブラジル人は朝から晩までボールを追いかけ、自然と対人プレーを繰り返し行なっている中で、日本の子供はサッカーの限られた時間でしかサッカーをしない子がほとんど。習い事のひとつじゃ彼等に追い付けっこない。遊びの中でもいいからもっともっと対人プレーに慣れる事が重要と感じている。
posted by 少年サッカー at 00:05| 神奈川 ?J| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のブログ