今日の藤沢スクールでは、怪我をしてしまい練習できない子が見学に来て、また、一生懸命ボール拾いや練習の手伝いをしてくれました。
怪我をしてしまった事自体は残念でしたが、それでもグランドに顔を見せたその姿勢がコーチは嬉しかったですね。
これって簡単なようですが、実はFCに来たばかりの選手や、上を目指してやっている社会人のチームでもよく注意される選手がいるぐらい、できない人も多いんです。
怪我をして自分はリハビリするから、とどこかに行ったまま連絡もせずにいる選手は、何の為にチームにいるのでしょうか?
プロになってしまえば移籍も頻繁にありますし、よくFCでも「個人事業主になれ!」という話は出ます。
チームに隠れて勝った負けたと言っていても意味がないと。
今の自分にはどれだけ応援してくれる人がいて、自分のサッカーの質はどれぐらいの価値があるか振り返れと。
ですが、それとは別に、人と人との付き合いとして、練習にも顔を出さず連絡も途絶えてしまうような選手も残念ながらいるのです。
そのような選手が果たして魅力的か?
その選手が困った時に、クラブが損得抜きで全力で彼をサポートするか?と言ったら難しいですよね。
Jリーグの若手選手の不祥事もたびたびありますが、人間性を欠いてはサッカーの世界でも真の成功はあり得ない、というのはCOJBがトップからスクールまで言い続けている事で、怪我をしてもたまに顔を出したり、連絡をしたりといったことはその一つ。
今回のスクール生はまさかそこまで考えて見学に来た訳ではないでしょうが、こういった行動含め、グランド外でも大切な事も少しずつ伝えていくスクールでなければいけないな、と思います。
2007年07月11日
負けず嫌い
今日は久々に指導者の立場でなく、選手としてフットサルをした。
普段、スクールやジュニアユースの中でも手抜き無しで一緒にミニゲーム、試合形式の練習を行なうが、頭のどこかに指導という考えがあるが、今日は完全に選手としてのモードでフットサルをしてきた。
選手といってもそんなレベルの高いものではなく、地域の社会人リーグ戦なので、対戦相手は様々だ。ほとんどの方はサラリーマンだが、なかには経験者だけでまとまってチームを結成したり、少年サッカーチームのコーチ陣でチームを結成しているチームもある。
私のチームはCOJB(たまにトップチームの選手も参加する)と地域の建築会社の方々と組んで、チームを結成している。
基本的にこのリーグは「エンジョイ」指向のため、全くの未経験者の方々も少なくない。私と一緒にチームを組んでいる建築会社の方々も普段練習をしているわけではないので、7分ハーフという短い試合時間も非常に長く感じるようだ。
今日は3試合行なったが、1勝2敗という成績だった。
どんな状況であれ、負けたことが非常に悔しい。自分のチームメイトがどうこうではなく、自分がなんとかしなければと思うと、自然と声が出たり、チェックも激しくなるのは当たり前だと思う。ましてや、相手が少年チームのコーチチーとなればなおさらだ。足下でちょこちょこプレーしていればガツンとチェックに行きたくなる。その上で、足を蹴ってしまう事もあるだろう。
それぞれタイプはあると思うし、温度差もあるが、負けず嫌いな気持ちは誰しもがかならず持っていると思う。
しかし、スクール生やジュニアユースのメンバーなどを見ていると、悔しそうな感じはするが、そこまでの気持ちが伝わってこない事が多い。多分、わんぱく大将的な負けず嫌いの子は少なくなってきているのではないだろうか?どこか自分の気持ちを押し殺して、冷静さを保とうとしている雰囲気を感じる。
冷静さも時には必要だが、悔しい気持ちをもっともっと全面に出して、自分の気持ちを駆り立てる事も必要ではないかと思う。
普段、スクールやジュニアユースの中でも手抜き無しで一緒にミニゲーム、試合形式の練習を行なうが、頭のどこかに指導という考えがあるが、今日は完全に選手としてのモードでフットサルをしてきた。
選手といってもそんなレベルの高いものではなく、地域の社会人リーグ戦なので、対戦相手は様々だ。ほとんどの方はサラリーマンだが、なかには経験者だけでまとまってチームを結成したり、少年サッカーチームのコーチ陣でチームを結成しているチームもある。
私のチームはCOJB(たまにトップチームの選手も参加する)と地域の建築会社の方々と組んで、チームを結成している。
基本的にこのリーグは「エンジョイ」指向のため、全くの未経験者の方々も少なくない。私と一緒にチームを組んでいる建築会社の方々も普段練習をしているわけではないので、7分ハーフという短い試合時間も非常に長く感じるようだ。
今日は3試合行なったが、1勝2敗という成績だった。
どんな状況であれ、負けたことが非常に悔しい。自分のチームメイトがどうこうではなく、自分がなんとかしなければと思うと、自然と声が出たり、チェックも激しくなるのは当たり前だと思う。ましてや、相手が少年チームのコーチチーとなればなおさらだ。足下でちょこちょこプレーしていればガツンとチェックに行きたくなる。その上で、足を蹴ってしまう事もあるだろう。
それぞれタイプはあると思うし、温度差もあるが、負けず嫌いな気持ちは誰しもがかならず持っていると思う。
しかし、スクール生やジュニアユースのメンバーなどを見ていると、悔しそうな感じはするが、そこまでの気持ちが伝わってこない事が多い。多分、わんぱく大将的な負けず嫌いの子は少なくなってきているのではないだろうか?どこか自分の気持ちを押し殺して、冷静さを保とうとしている雰囲気を感じる。
冷静さも時には必要だが、悔しい気持ちをもっともっと全面に出して、自分の気持ちを駆り立てる事も必要ではないかと思う。
2007年07月10日
センス
今日は中区でのクリニック、新田中学校体育館での特別クラス、ジュニアユースの練習が行なわれた。
今日のブログでは細かい練習内容について記載するよりも、別の視点から書きたいと思う。
中区エリアではボールコントロール(低学年クラス)、ヘディング(中高学年クラス)を実施。
新田中学校での練習は対人プレー、ゲームを行った。
選手個々の技術の差はあるが、みんな一生懸命に練習を行っている。もちろん、一生懸命取り組む事は非常に大事な事。また、これが日本人の特徴、長所でもあると思う。
しかし、考えてみて欲しい。同じ会場に来ている子供達は全員同じ練習を一生懸命行っている。逆に言えば、コーチ陣が与えた練習以上の事は身につかない環境でもあると思う。
それはどこに行っても、南米、ヨーロッパに行っても同じだと思う。ヨーロッパには行った事はない為、定かではないが、どこのクラブへ行っても、コーチが子供達に指導している環境が当たり前だと思う。
では、なぜ海外の子供達(特に南米)の選手達は個々の能力が高いのか? 日本のサッカーレベルも上がったとはいえ、南米の選手達との個々の能力を比べたら、大きな開きがあることは誰もが認める事だと思う。
答えは「どれだけ楽しんでいるか」ではないかと私は思う。サッカーの醍醐味でもある対人プレーを南米の子供達は大好きだ。また、いろんなアイディアを試し、自分の技術としている。
日本の子供達は対人プレーを怖がる。ボールを失う事を恐れ、取られないように下を向く。その結果、焦りが生じ、ミスへと繋がる。この時点だけでも日本の子供達は心の底からサッカーを楽しんでいないのではないか?と思う。
南米の子供達が果たして全員上手いか?と言えば、正直、下手っぴな子も多く入る。しかし、彼等は下手なりにも心からサッカーを楽しんでいる。
私の経験にもあるが、コーチが与えた練習メニューの中でも必ず自分なりのアイディアを取り入れる選手がいた。
私はこれこそが「センス」ではないかと思う。技術が高い子、足が速い子、声で自分をアピールする事もセンスなのかもしれないが、自分独自のアイディアを常に練習に取り入れ、試合ではミスを恐れずに、他の子とは違った事を試している子にセンスを感じる。
今は下手っぴでOK! リフティングが出来なくても落ち込む必要なんか全くない! 常にサッカーを心の底から楽しみ、色々試せる環境が少年時代には必要ではないかと思う。
今日のブログでは細かい練習内容について記載するよりも、別の視点から書きたいと思う。
中区エリアではボールコントロール(低学年クラス)、ヘディング(中高学年クラス)を実施。
新田中学校での練習は対人プレー、ゲームを行った。
選手個々の技術の差はあるが、みんな一生懸命に練習を行っている。もちろん、一生懸命取り組む事は非常に大事な事。また、これが日本人の特徴、長所でもあると思う。
しかし、考えてみて欲しい。同じ会場に来ている子供達は全員同じ練習を一生懸命行っている。逆に言えば、コーチ陣が与えた練習以上の事は身につかない環境でもあると思う。
それはどこに行っても、南米、ヨーロッパに行っても同じだと思う。ヨーロッパには行った事はない為、定かではないが、どこのクラブへ行っても、コーチが子供達に指導している環境が当たり前だと思う。
では、なぜ海外の子供達(特に南米)の選手達は個々の能力が高いのか? 日本のサッカーレベルも上がったとはいえ、南米の選手達との個々の能力を比べたら、大きな開きがあることは誰もが認める事だと思う。
答えは「どれだけ楽しんでいるか」ではないかと私は思う。サッカーの醍醐味でもある対人プレーを南米の子供達は大好きだ。また、いろんなアイディアを試し、自分の技術としている。
日本の子供達は対人プレーを怖がる。ボールを失う事を恐れ、取られないように下を向く。その結果、焦りが生じ、ミスへと繋がる。この時点だけでも日本の子供達は心の底からサッカーを楽しんでいないのではないか?と思う。
南米の子供達が果たして全員上手いか?と言えば、正直、下手っぴな子も多く入る。しかし、彼等は下手なりにも心からサッカーを楽しんでいる。
私の経験にもあるが、コーチが与えた練習メニューの中でも必ず自分なりのアイディアを取り入れる選手がいた。
私はこれこそが「センス」ではないかと思う。技術が高い子、足が速い子、声で自分をアピールする事もセンスなのかもしれないが、自分独自のアイディアを常に練習に取り入れ、試合ではミスを恐れずに、他の子とは違った事を試している子にセンスを感じる。
今は下手っぴでOK! リフティングが出来なくても落ち込む必要なんか全くない! 常にサッカーを心の底から楽しみ、色々試せる環境が少年時代には必要ではないかと思う。
2007年07月09日
創造力
今日行なわれたCOJBジュニアユースの練習試合は25分を4本行ない、合計0ー4で敗戦となった。
1本目は0ー0という結果だったものの、遠目からのシュートも含むと、10本以上シュートを打つなど、決定力を欠いたが中2主体のチーム相手に面白い試合をしていた。
2本目は0ー1、3本目も0ー1、4本目は0ー2で徐々に疲れも見え始め、集中力も欠いて行く形となった試合だった。
結果こそ負けてしまったものの、非常に選手達の創造性を見る事ができる場面が多くあり、個々の新しい発見が出来た試合でもあった。
浮き球のボールを相手が足を出してきた際に、非常に繊細なタッチで相手の足の上ぎりぎりの高さに浮かし、あっさりとかわす場面があった。簡単そうに見えるが、相手との競り際で、踏んばる力が加わっているので、普通なら高く上がり過ぎてしまう場面であったが、相手の足の高さすれすれを通した。非常に繊細なコントロールでなければ難しく、とっさの判断は非常に素晴らしかったと思う。
また、左から来たバウンドのボールを敵を背にしてボールに寄り、止めると見せかけて、そのまま流して逆サイドに展開するプレー。これも周りが見えていなければ出来ず、落ち着きも必要となるプレーである。
とくに今日の試合で全体的に目立ったのは、ドリブルしながらでも顔を上げて周りを見ている子が多かった。その上、ドリブルしながら第三者に指示を出している選手も数人いた。これは収穫だ。
今週の練習の中で、対人プレー、周りを見ながらのプレーを意識させてきたので、少しでもその成果が出ていた事がよかったと思う。
試合にこそ負けたが、確実に個々の能力は上がってきている。まだまだチーム的にまとまっていないが、それでいいと思う。この年代でチームとして完成する必要性は全くない。この年代では個々の技術の向上、確立の方が大事。
2年後の中3の段階でチームとしてのまとまりは必要となってくるが、今の段階では結果は全てではない。
ここ最近のブログでも掲載してきたが、小学校低学年のうちで結果をもとめるのは絶対に早すぎる。15歳ぐらいの段階で戦術、勝つ為のサッカーが必要となってくるが、小学生年代で勝敗に固執する必要は全くない。ミスを何度しても色々な発想、イメージを試す事の方が例え試合に負けたとしても絶対に必要だと今日の試合を見て改めて感じた。
もっともっと創造力、イメージを持てるプレーを小学生年代の子供達に伝えて行きたい。
1本目は0ー0という結果だったものの、遠目からのシュートも含むと、10本以上シュートを打つなど、決定力を欠いたが中2主体のチーム相手に面白い試合をしていた。
2本目は0ー1、3本目も0ー1、4本目は0ー2で徐々に疲れも見え始め、集中力も欠いて行く形となった試合だった。
結果こそ負けてしまったものの、非常に選手達の創造性を見る事ができる場面が多くあり、個々の新しい発見が出来た試合でもあった。
浮き球のボールを相手が足を出してきた際に、非常に繊細なタッチで相手の足の上ぎりぎりの高さに浮かし、あっさりとかわす場面があった。簡単そうに見えるが、相手との競り際で、踏んばる力が加わっているので、普通なら高く上がり過ぎてしまう場面であったが、相手の足の高さすれすれを通した。非常に繊細なコントロールでなければ難しく、とっさの判断は非常に素晴らしかったと思う。
また、左から来たバウンドのボールを敵を背にしてボールに寄り、止めると見せかけて、そのまま流して逆サイドに展開するプレー。これも周りが見えていなければ出来ず、落ち着きも必要となるプレーである。
とくに今日の試合で全体的に目立ったのは、ドリブルしながらでも顔を上げて周りを見ている子が多かった。その上、ドリブルしながら第三者に指示を出している選手も数人いた。これは収穫だ。
今週の練習の中で、対人プレー、周りを見ながらのプレーを意識させてきたので、少しでもその成果が出ていた事がよかったと思う。
試合にこそ負けたが、確実に個々の能力は上がってきている。まだまだチーム的にまとまっていないが、それでいいと思う。この年代でチームとして完成する必要性は全くない。この年代では個々の技術の向上、確立の方が大事。
2年後の中3の段階でチームとしてのまとまりは必要となってくるが、今の段階では結果は全てではない。
ここ最近のブログでも掲載してきたが、小学校低学年のうちで結果をもとめるのは絶対に早すぎる。15歳ぐらいの段階で戦術、勝つ為のサッカーが必要となってくるが、小学生年代で勝敗に固執する必要は全くない。ミスを何度しても色々な発想、イメージを試す事の方が例え試合に負けたとしても絶対に必要だと今日の試合を見て改めて感じた。
もっともっと創造力、イメージを持てるプレーを小学生年代の子供達に伝えて行きたい。
2007年07月08日
育成されてきている選手達との違い
明日はCOJBジュニアユースの練習試合が予定されているため、今日の午前中は軽い調整の練習を行なった。
基礎練習を1時間程度行ない、そのあと30分程ミニゲームを行なった。ミニゲームは狭いエリアでのワンタッチゲーム。途中、途中で右足のみ、左足のみといった条件を加えながら行なった。自分の体力に頼ってぐるぐる走り回るサッカーではなく、次のプレー、ボールを受ける体の向き、判断の早さを意識させるためにワンタッチゲームを実施した。
最初は全体的に戸惑っていた感じがあったが、5分程すると慣れてきた様子で、1人の中心選手を中心に、パスをぽんぽん回し、シュートまで持って行くシーンもあった。
見ていた私も何度かビックリさせられてシーンもあった。
実はこの選手、現在はU−13の地区トレセンに選考されているが、急遽、神奈川全体のトレセン選考会へ推薦された。
無理もない。何度かトレセンの練習を見に行ったが、実際のサッカーの中で必要となる技術をしっかりとこなしていたのは彼ぐらいであったから。体の使い方、パスの精度、無駄なプレーの少なさは抜き出ていたように思う。
このような選手をもっともっと育成して行きたいですね! 何も小学生年代であれば勝敗に徹する必要なんかない。学年が下であればあるほど、勝利よりも楽しむ事が必須。「試合に勝てるサッカー=技術が高い」というわけではい。
子供達は真剣にプロ選手を目指しているのに、プロまで辿り着く哲学がある指導者のもとならいいが、地域のチームでは中々難しいだろう。ましてや、世界のサッカー先進国が小学生年代に「楽しむ」というテーマをおいているにも関わらず、「勝ち」にこだわったサッカーはどうかと思う。
実際、ジュニアユースのメンバーを見ているとよくわかる。育成されてきた選手と少年チームのみで練習してきた選手の違いは歴然としている。
年代が低ければ低い程、クリエイティブで面白いセンスを身に付ける事が可能なため、もっともっと面白い選手を育成して行きたい。
基礎練習を1時間程度行ない、そのあと30分程ミニゲームを行なった。ミニゲームは狭いエリアでのワンタッチゲーム。途中、途中で右足のみ、左足のみといった条件を加えながら行なった。自分の体力に頼ってぐるぐる走り回るサッカーではなく、次のプレー、ボールを受ける体の向き、判断の早さを意識させるためにワンタッチゲームを実施した。
最初は全体的に戸惑っていた感じがあったが、5分程すると慣れてきた様子で、1人の中心選手を中心に、パスをぽんぽん回し、シュートまで持って行くシーンもあった。
見ていた私も何度かビックリさせられてシーンもあった。
実はこの選手、現在はU−13の地区トレセンに選考されているが、急遽、神奈川全体のトレセン選考会へ推薦された。
無理もない。何度かトレセンの練習を見に行ったが、実際のサッカーの中で必要となる技術をしっかりとこなしていたのは彼ぐらいであったから。体の使い方、パスの精度、無駄なプレーの少なさは抜き出ていたように思う。
このような選手をもっともっと育成して行きたいですね! 何も小学生年代であれば勝敗に徹する必要なんかない。学年が下であればあるほど、勝利よりも楽しむ事が必須。「試合に勝てるサッカー=技術が高い」というわけではい。
子供達は真剣にプロ選手を目指しているのに、プロまで辿り着く哲学がある指導者のもとならいいが、地域のチームでは中々難しいだろう。ましてや、世界のサッカー先進国が小学生年代に「楽しむ」というテーマをおいているにも関わらず、「勝ち」にこだわったサッカーはどうかと思う。
実際、ジュニアユースのメンバーを見ているとよくわかる。育成されてきた選手と少年チームのみで練習してきた選手の違いは歴然としている。
年代が低ければ低い程、クリエイティブで面白いセンスを身に付ける事が可能なため、もっともっと面白い選手を育成して行きたい。
2007年07月07日
育成年代でやるべき事って?
先日、あるスクール生(低学年)の保護者の方から相談を持ちかけられました。
「ここですごく楽しくやらせてもらっていますが、自分の所属チームに帰った時に、戦術的な動き方や判断などを要求され、対応しきれていない。」という相談でした。
自分のチームを勝たせたい指導者ほど、結果を出すために、早い段階から個人の育成よりも、戦術やポジションなど、チームとしてのやり方を工夫して、勝てるチーム作りを考えてしまいがちです。
しかし、このスクール生のケースを聞く限りでは、明らかにそういった指導には早すぎる段階での要求がされているように思います。
保護者の方がサッカーを知らない場合、そういった要求に答えられないと、せっかく一生懸命にやっている自分の子供が、他の子から出遅れてしまうのではないか、と心配になってしまうようですね。
しかし、去年のブラジル遠征の際、ブラジルでも屈指の下部組織を持つサンパウロFCの育成責任者は、COJBスタッフに「子供達はここにサッカーを楽しみに来ている」と言っていました。
小さな年代であればあるほど、まずは楽しく自由にやる事。
その中で成長にしたがい、コーディネーションや基本技術などの個人能力を上げていく事で、中学、高校、さらにはその上にいった時に大きく伸びる下地ができるのだと思います。
幼稚園からスクールに通い、ボールタッチのうまい子やドリブルのできる子が珍しくなくなってきている今、熱心な親ほど早く高いレベルで、早くいいサッカーを、という思いがあるように感じます。
ですが、この段階での高いレベルとは何か?いいサッカーとは何か?は少し冷静に見つめ直す必要があるように思います。
僕自身、僕が子供の頃では考えられないくらいボールタッチのうまい子を何人も見てきましたが、じゃあそこから次にどう伸びていくのか、と考えた時に、小さくまとまってしまっている感もあるのは否定できません。
焦らない事が大事です。
大人が目先に捕らわれていたら、残念ながら、せっかく子供が一生懸命にやっていても、知らず知らずのうちに子供の成長の芽を摘んでしまう場合があります。
あるJチームの下部組織責任者は、ブラジル遠征の後に、自分の方向性の誤りを感じ、下部組織のサッカーを結果重視から、結果度外視、育成最優先に180°方向転換したという話も聞いた事があります。
育成年代で伸ばすべき能力と、チームの結果は比例しない事もあるのです。
チームを持てば、その時いる選手でいかに勝つかを考えるのは当然といえます。
誰でも負けるより勝つ方が気持ちいいですよね。
しかし、育成年代のサッカーでそこが優先され過ぎる事の弊害が、その後の中学、高校年代であらわれてきてしまっているのが今の日本の現状ではないでしょうか。
指導者、保護者ともに、ひとつ先の視点を持って子供達に接していくことが、最終的には子供のためになるのだと思います。
自分自身もそういった視点を持って接していられてるか?を常に振り返りながら指導していかなければな、と思っています。
「ここですごく楽しくやらせてもらっていますが、自分の所属チームに帰った時に、戦術的な動き方や判断などを要求され、対応しきれていない。」という相談でした。
自分のチームを勝たせたい指導者ほど、結果を出すために、早い段階から個人の育成よりも、戦術やポジションなど、チームとしてのやり方を工夫して、勝てるチーム作りを考えてしまいがちです。
しかし、このスクール生のケースを聞く限りでは、明らかにそういった指導には早すぎる段階での要求がされているように思います。
保護者の方がサッカーを知らない場合、そういった要求に答えられないと、せっかく一生懸命にやっている自分の子供が、他の子から出遅れてしまうのではないか、と心配になってしまうようですね。
しかし、去年のブラジル遠征の際、ブラジルでも屈指の下部組織を持つサンパウロFCの育成責任者は、COJBスタッフに「子供達はここにサッカーを楽しみに来ている」と言っていました。
小さな年代であればあるほど、まずは楽しく自由にやる事。
その中で成長にしたがい、コーディネーションや基本技術などの個人能力を上げていく事で、中学、高校、さらにはその上にいった時に大きく伸びる下地ができるのだと思います。
幼稚園からスクールに通い、ボールタッチのうまい子やドリブルのできる子が珍しくなくなってきている今、熱心な親ほど早く高いレベルで、早くいいサッカーを、という思いがあるように感じます。
ですが、この段階での高いレベルとは何か?いいサッカーとは何か?は少し冷静に見つめ直す必要があるように思います。
僕自身、僕が子供の頃では考えられないくらいボールタッチのうまい子を何人も見てきましたが、じゃあそこから次にどう伸びていくのか、と考えた時に、小さくまとまってしまっている感もあるのは否定できません。
焦らない事が大事です。
大人が目先に捕らわれていたら、残念ながら、せっかく子供が一生懸命にやっていても、知らず知らずのうちに子供の成長の芽を摘んでしまう場合があります。
あるJチームの下部組織責任者は、ブラジル遠征の後に、自分の方向性の誤りを感じ、下部組織のサッカーを結果重視から、結果度外視、育成最優先に180°方向転換したという話も聞いた事があります。
育成年代で伸ばすべき能力と、チームの結果は比例しない事もあるのです。
チームを持てば、その時いる選手でいかに勝つかを考えるのは当然といえます。
誰でも負けるより勝つ方が気持ちいいですよね。
しかし、育成年代のサッカーでそこが優先され過ぎる事の弊害が、その後の中学、高校年代であらわれてきてしまっているのが今の日本の現状ではないでしょうか。
指導者、保護者ともに、ひとつ先の視点を持って子供達に接していくことが、最終的には子供のためになるのだと思います。
自分自身もそういった視点を持って接していられてるか?を常に振り返りながら指導していかなければな、と思っています。
2007年07月06日
ジャングルサッカー
今日は赤田西グランドでのスクールを実施した。
赤田西スクールではグランドに早く来た子供達が自分達でルールを決め、ゲームをしている光景を見る事ができる。非常に面白い。子供ならではの発想で、時には面白い技(?)を繰り広げている。
子供達の所属チームではあまり見られないプレーではないかと思う。ドリブルで積極的に相手をかわし、例えミスをしても怒られるわけではないので、自由な発想でサッカーを楽しんでいる。非常にいい光景だ。
しかし、ここ最近のスクール生を見ていると、日常の雰囲気、練習前のだらけた気持ちのまま練習に入る事が多いのか、アップの時から表情が暗い。熱さに負け、余計にだるそうにやっている。でも、ゲームとなるとはしゃぎ始める。これは絶対におかしい。自分の好きな事は一生懸命やるが、好きではない事はやらない。これは何もサッカーだけに限って事ではないと感じる。というか、これは子供であっても大人であっても同じで、なるべく純である子供のうちに徹底しなければならないと思う。私自身、そうでないかを振り返るようにしている。
練習に入る前、自分に言い聞かせる気持ちも含めて子供達にも話をした。
今日の練習で私はジュニアユースをメインに指導したが、いつもとは違った環境で練習を行なった。坂道、林を使っての練習。まさにジャングルグランド。
坂道なので、まともにドリブルするのも難しく、ましてや木々が立ち並んでいある。足下には思いもよらぬ凸凹がある。そのうえ、昨日の雨でぬかるんでいる状態。非常に面白い状況だ。
ボールを使った練習の前にこの環境に慣れる事を含め、様々な動き、フィジカルトレーニングを実施。次に1対1のボールキープ、4対1のパス回し、5対5のゲームを行なった。
あんな環境でまともにゲームをしたら怪我人が出る、危ない!という声が聞こえてきそうだったが、あえて行なった。目的は「周りを見る」「環境に順応する」。周りを常に意識しなければ大木に激突するだろう。また、この環境に早く順応しなければいつまでたってもしんどいだろう。正直、私自身、選手達がどこまで順応するかわからなかった。木に激突し、大怪我をする恐れも充分にあった。しかし、選手達は数回、木や柵に激突したが、坂の斜面、木をうまく使い、順応していた。
普通であれば絶対に危ないし、やらない環境だ。しかし、周りを見なければ怪我をするという事を言い続けたせいか、自然と顔をあげ、周りを見ている選手がほとんどであった。周りを見る事で、スペースを探し、簡単にプレーしている選手も多かった。
見ていて非常に面白い光景であった。
この環境はもう少し工夫し、スクール生にも体験させてみたいと思う。子供達は何でも突っ込んでしまうので、今日行なった事をそのままやったら多分、救急車のお世話になる子も出るかもしれない(笑)。
赤田西スクールではグランドに早く来た子供達が自分達でルールを決め、ゲームをしている光景を見る事ができる。非常に面白い。子供ならではの発想で、時には面白い技(?)を繰り広げている。
子供達の所属チームではあまり見られないプレーではないかと思う。ドリブルで積極的に相手をかわし、例えミスをしても怒られるわけではないので、自由な発想でサッカーを楽しんでいる。非常にいい光景だ。
しかし、ここ最近のスクール生を見ていると、日常の雰囲気、練習前のだらけた気持ちのまま練習に入る事が多いのか、アップの時から表情が暗い。熱さに負け、余計にだるそうにやっている。でも、ゲームとなるとはしゃぎ始める。これは絶対におかしい。自分の好きな事は一生懸命やるが、好きではない事はやらない。これは何もサッカーだけに限って事ではないと感じる。というか、これは子供であっても大人であっても同じで、なるべく純である子供のうちに徹底しなければならないと思う。私自身、そうでないかを振り返るようにしている。
練習に入る前、自分に言い聞かせる気持ちも含めて子供達にも話をした。
今日の練習で私はジュニアユースをメインに指導したが、いつもとは違った環境で練習を行なった。坂道、林を使っての練習。まさにジャングルグランド。
坂道なので、まともにドリブルするのも難しく、ましてや木々が立ち並んでいある。足下には思いもよらぬ凸凹がある。そのうえ、昨日の雨でぬかるんでいる状態。非常に面白い状況だ。
ボールを使った練習の前にこの環境に慣れる事を含め、様々な動き、フィジカルトレーニングを実施。次に1対1のボールキープ、4対1のパス回し、5対5のゲームを行なった。
あんな環境でまともにゲームをしたら怪我人が出る、危ない!という声が聞こえてきそうだったが、あえて行なった。目的は「周りを見る」「環境に順応する」。周りを常に意識しなければ大木に激突するだろう。また、この環境に早く順応しなければいつまでたってもしんどいだろう。正直、私自身、選手達がどこまで順応するかわからなかった。木に激突し、大怪我をする恐れも充分にあった。しかし、選手達は数回、木や柵に激突したが、坂の斜面、木をうまく使い、順応していた。
普通であれば絶対に危ないし、やらない環境だ。しかし、周りを見なければ怪我をするという事を言い続けたせいか、自然と顔をあげ、周りを見ている選手がほとんどであった。周りを見る事で、スペースを探し、簡単にプレーしている選手も多かった。
見ていて非常に面白い光景であった。
この環境はもう少し工夫し、スクール生にも体験させてみたいと思う。子供達は何でも突っ込んでしまうので、今日行なった事をそのままやったら多分、救急車のお世話になる子も出るかもしれない(笑)。
2007年07月04日
適応能力
今日行われた藤沢スクール、いつものグランドは使用せず、アスレチックのコースを利用して2対2を行いました。
ただでさえ狭く設定したコートの中、傾斜あり、雑草の生えている場所ありと子供達にとってはかなり難しい条件だったのではないでしょうか。
ボールがラインを割ってしまう事も多かったですね。
しかし、今日の練習はそれこそが目的でした。
狭いコート、地面の良くないコートでは、当然コントロールがうまくいかず、ボールが離れてしまう事が多くなります。
その時にいかに相手より早く体をいれ、しっかりキープするか。
また、キープしながら顔を上げて味方にパスをつなげるか。
先月にやった1対1でのボールキープの応用編です。
先週と比べてボールキープが明らかに良くなっている子もいましたし、さらに2対2の状況でボールキープを行う事で、ただ踏ん張るだけでなく、顔を上げ、ボールを適度に動かす感覚も掴み始めた様子でした。
また、ボールキープ以外のドリブルや身のこなしも、ただ平らなコートで試合をしているよリも身につきやすいでしょう。
コーディネーションのトレーニングは非常に大切ですが、特にこの藤沢会場では、地の利を活かして、どんどん野性的な身のこなしを養えるスクールにしたいと思います。
あらゆる場所でプレーし、きれいな芝でなくても質の高いプレーができる技術、精神力を養う事ができれば、自然とそれが大きな武器になっているでしょう。
まだまだ始まったばかりの藤沢スクール。
これから子供達がどんな変化を見せてくれるかコーチ自身も楽しみにしています!
ただでさえ狭く設定したコートの中、傾斜あり、雑草の生えている場所ありと子供達にとってはかなり難しい条件だったのではないでしょうか。
ボールがラインを割ってしまう事も多かったですね。
しかし、今日の練習はそれこそが目的でした。
狭いコート、地面の良くないコートでは、当然コントロールがうまくいかず、ボールが離れてしまう事が多くなります。
その時にいかに相手より早く体をいれ、しっかりキープするか。
また、キープしながら顔を上げて味方にパスをつなげるか。
先月にやった1対1でのボールキープの応用編です。
先週と比べてボールキープが明らかに良くなっている子もいましたし、さらに2対2の状況でボールキープを行う事で、ただ踏ん張るだけでなく、顔を上げ、ボールを適度に動かす感覚も掴み始めた様子でした。
また、ボールキープ以外のドリブルや身のこなしも、ただ平らなコートで試合をしているよリも身につきやすいでしょう。
コーディネーションのトレーニングは非常に大切ですが、特にこの藤沢会場では、地の利を活かして、どんどん野性的な身のこなしを養えるスクールにしたいと思います。
あらゆる場所でプレーし、きれいな芝でなくても質の高いプレーができる技術、精神力を養う事ができれば、自然とそれが大きな武器になっているでしょう。
まだまだ始まったばかりの藤沢スクール。
これから子供達がどんな変化を見せてくれるかコーチ自身も楽しみにしています!
環境よりも個々の気持ち
今日は中区エリアでのクリニックを行なった。
練習内容は幼児クラスから高学年まで一貫し、対人プレーの強化。もちろん、幼児クラスでガチンコ勝負を行ったわけではないが(笑)。
各カテゴリー毎に練習メニューを変え、個々が対人プレーに強くなって欲しいとの願いを込めて練習を実施した。
しかし、同じ練習を行ってきているにもかかわらず、ここ最近、練習に集中していないのか、気分が乗らないのか、覇気のない子が数人いる。決して難しい練習をしているわけではないと思っている。どんなに頑張っても出来ない練習をしているわけではない。
最近行っているのは1対1を主とした対人プレーだが、ポイントとなる、姿勢、フォーム、視線に注意させているが、それ以外は自分独自のオリジナリティを合わせてOKと常に声をかけている。
それにも関わらず、まだしっくりこないのか、全く気持ちが入らず、一緒に練習している数人のグループにもそれが反映してしまっている。
私の練習についてはもっと様々な角度から日本人が苦手とする部分、それぞれの子供達の不得意な部分を改善して行ける練習、テーマは必要と感じているが、それ以外に子供達にとって必要なもの、向上するために必要なものはなんであろうか?
天然芝のグランド? メーカーもののボール、靴? 有名なコーチ? これら以前に、もっと大事な部分があるはず。これを改善しない限り技術的な向上の前に、人間的成長もないと思う。それは「本人の気持ち」。どんな環境であれ、本人の気持ち、意識が高ければどんな環境であっても目標に立ち向かう事はできるはず。
サッカーで例えるならば海外の子供達。日本の子供達の方が恵まれた環境で練習は行っているはず。芝のグランドこそ多くはないが、整備されたサッカー場があり、メーカーもののボールを各自持ち、靴からシャツまでかっこいいものを揃えている。
海外の子供達(特にブラジル)は凸凹の整備されていないグランド、今にも破けそうなボール、着るもの、履くものもままならい服装でサッカーを楽しんでいる子供達。
どう考えても日本の子供達のほうが環境的には恵まれているだろう。しかし、サッカーのレベルアップ、世界的な選手を育成する上では全く恵まれていない環境だとつくづく思う。全てが満たされ過ぎていて、子供達も「これがだめでもあれがあるからいいや」という感覚でいる為、ひとつの事に中々熱中出来ないでいるように思う。
逆に、世界の子供達には「これしかない!」という気持ち、考え方で取り組むため、意識の高さが半端ではない。
結局は環境よりも本人の気持ちが第一。本人がほんとに心の底から望んでいる事であれば、自然と結果もついてくるであろう。1日1日の生活自体が変化してくのだから、人間的成長も早くなる。
どんな環境であれ、まずは本人の強い気持ちがなければ話にならない。今はどんなにへたっぴであっても真剣に望めば必ず道は切り開ける。
何事も中途半端にせず、とことん取り組む習慣を付けて行こう!
練習内容は幼児クラスから高学年まで一貫し、対人プレーの強化。もちろん、幼児クラスでガチンコ勝負を行ったわけではないが(笑)。
各カテゴリー毎に練習メニューを変え、個々が対人プレーに強くなって欲しいとの願いを込めて練習を実施した。
しかし、同じ練習を行ってきているにもかかわらず、ここ最近、練習に集中していないのか、気分が乗らないのか、覇気のない子が数人いる。決して難しい練習をしているわけではないと思っている。どんなに頑張っても出来ない練習をしているわけではない。
最近行っているのは1対1を主とした対人プレーだが、ポイントとなる、姿勢、フォーム、視線に注意させているが、それ以外は自分独自のオリジナリティを合わせてOKと常に声をかけている。
それにも関わらず、まだしっくりこないのか、全く気持ちが入らず、一緒に練習している数人のグループにもそれが反映してしまっている。
私の練習についてはもっと様々な角度から日本人が苦手とする部分、それぞれの子供達の不得意な部分を改善して行ける練習、テーマは必要と感じているが、それ以外に子供達にとって必要なもの、向上するために必要なものはなんであろうか?
天然芝のグランド? メーカーもののボール、靴? 有名なコーチ? これら以前に、もっと大事な部分があるはず。これを改善しない限り技術的な向上の前に、人間的成長もないと思う。それは「本人の気持ち」。どんな環境であれ、本人の気持ち、意識が高ければどんな環境であっても目標に立ち向かう事はできるはず。
サッカーで例えるならば海外の子供達。日本の子供達の方が恵まれた環境で練習は行っているはず。芝のグランドこそ多くはないが、整備されたサッカー場があり、メーカーもののボールを各自持ち、靴からシャツまでかっこいいものを揃えている。
海外の子供達(特にブラジル)は凸凹の整備されていないグランド、今にも破けそうなボール、着るもの、履くものもままならい服装でサッカーを楽しんでいる子供達。
どう考えても日本の子供達のほうが環境的には恵まれているだろう。しかし、サッカーのレベルアップ、世界的な選手を育成する上では全く恵まれていない環境だとつくづく思う。全てが満たされ過ぎていて、子供達も「これがだめでもあれがあるからいいや」という感覚でいる為、ひとつの事に中々熱中出来ないでいるように思う。
逆に、世界の子供達には「これしかない!」という気持ち、考え方で取り組むため、意識の高さが半端ではない。
結局は環境よりも本人の気持ちが第一。本人がほんとに心の底から望んでいる事であれば、自然と結果もついてくるであろう。1日1日の生活自体が変化してくのだから、人間的成長も早くなる。
どんな環境であれ、まずは本人の強い気持ちがなければ話にならない。今はどんなにへたっぴであっても真剣に望めば必ず道は切り開ける。
何事も中途半端にせず、とことん取り組む習慣を付けて行こう!
2007年07月03日
サッカーを落ち着かせるためには?
今日は久々に新田中学校体育館でサッカースクールの特別クラスとジュニアユースの指導に当たる事ができた。
普段は他会場の指導と重なり、ほとんど指導に関わる事が出来なかったが、今日はスタートから全て指導に当たった。
今日のテーマは「プレーを落ち着かせること」。ジュニアユース、少年チームの試合を見ていてもほんとにおちつくとこがなく、低学年のサッカーとほとんどかわらない。違うのは体の大きさとスピードぐらい。少年時代から同じようなサッカーをずーっと行なっているだけなので、当たり前と言えば当たり前なのかもしれないが。
まず、「ボールを止める」という事をほとんどしない。プレッシャーがあればなおさらだ。ミスを恐れてなのか、敵が近くに入ると、来たボールをそのまま蹴っ飛ばしてしまう。サッカーの1対1、駆け引きを楽しむ余裕は全くない様子。
この現状を改善する為に、まずは1対1のボールキープから練習を行なった。
案の定、下を向いたまま、敵から逃げ回っている選手が多くいた。回数を重ねれば重ねる程、その辺が見えて来る。
「顔、上半身を下げる曲げる)のではなく、重心を落として状態を少し立てる」ように少しアドバイスをした。また、なるべくボールを動かさず、しっかり相手をブロックするように意識させてみた。
次に、相手を背負ったままでのフンダメント。ディフェンスは後ろについているだけではなく、本気でボールをカットするつもりで行なわせた。中途半端に相手を背負っても意味がないため、ディフェンスも100%で行なわせた。やはり安定したボールはほとんど返っていなかったが、これが現状。フリーでボールを返せるのは当たり前、ププレッシャー、ボディーバランスが崩れている中で真価が問われると思う。
同じ形でゴロのパスも行なった。ゴロのパスの場合、「前を向ければ一発で前を向く」「無理なら簡単にパスを返す」という事を付け加えた。ディフェンスもむやみにカットに行けば簡単に前を向かれてしまう為、少しは頭を使うようになった。
次に2対2、3対2、3対3、4対4と狭いコートの中で徐々に人数を増やして行き、スペースがない状態でどう切り抜けるかをやってみた。
これまでの練習を忘れてしまったのか、ゲームに近い練習になるとスペース、スペースに逃げてしまい、ひどい時には仲間が横一列に並んでしまい、横パスを簡単にカットされるシーンが何度もあった。
なんの為に背負った練習をしたのか、背負うことでどうなるのか全くイメージしていなかったようだ。無理もない。これまでの癖がそう簡単に抜けるわけがないのだから。
少年チームでは当たり前のように接触プレーがなく、ジュニアユースのトレセンでさえ対人をさけるように指摘しているのだから、これまでに対人プレーをまともに練習していないのであろう。その様子が非常に良く見える。
縦に1人入り、がっちり相手を抑えてパスを受け、スペースに走り込んできた仲間にパスを出せば簡単に崩すことが出来る。しかし、スペース、スペースへ走り回るだけで、一向に落ち着く様子がない。
これは最後に行なったゲームでもそうだった。途中から体育館の壁に当たってもプレーを続けるようにした為、落ち着くとこがない状態。プレーのどこかで落ち着く場面を作らなければずーっと走りっぱなしになってしまう。現にそういう状態が続いた。
スペース、スペースをぐるぐる走り回り、自分達が落ち着いていないので、ボールが落ち着くはずがない。ボールが落ち着かないと言うことはサッカー自体がおちつかない。そうなると小学校低学年と何も変わらない状態が続く。
途中、途中、今野コーチからアドバイスがあり、回数を重ねる毎に良かった場面が何度かあった。
敵のプレッシャーが早く、狭いエリアでは対人プレーは避けれない。ここで相手をしっかりとおさえてパスを出せるかどうかは非常に重要なスキルとなる。
当たり前のことをもっと簡単に、クオリティの高い技術を兼ね備えられるよう、これからも徹底して行きたい。
普段は他会場の指導と重なり、ほとんど指導に関わる事が出来なかったが、今日はスタートから全て指導に当たった。
今日のテーマは「プレーを落ち着かせること」。ジュニアユース、少年チームの試合を見ていてもほんとにおちつくとこがなく、低学年のサッカーとほとんどかわらない。違うのは体の大きさとスピードぐらい。少年時代から同じようなサッカーをずーっと行なっているだけなので、当たり前と言えば当たり前なのかもしれないが。
まず、「ボールを止める」という事をほとんどしない。プレッシャーがあればなおさらだ。ミスを恐れてなのか、敵が近くに入ると、来たボールをそのまま蹴っ飛ばしてしまう。サッカーの1対1、駆け引きを楽しむ余裕は全くない様子。
この現状を改善する為に、まずは1対1のボールキープから練習を行なった。
案の定、下を向いたまま、敵から逃げ回っている選手が多くいた。回数を重ねれば重ねる程、その辺が見えて来る。
「顔、上半身を下げる曲げる)のではなく、重心を落として状態を少し立てる」ように少しアドバイスをした。また、なるべくボールを動かさず、しっかり相手をブロックするように意識させてみた。
次に、相手を背負ったままでのフンダメント。ディフェンスは後ろについているだけではなく、本気でボールをカットするつもりで行なわせた。中途半端に相手を背負っても意味がないため、ディフェンスも100%で行なわせた。やはり安定したボールはほとんど返っていなかったが、これが現状。フリーでボールを返せるのは当たり前、ププレッシャー、ボディーバランスが崩れている中で真価が問われると思う。
同じ形でゴロのパスも行なった。ゴロのパスの場合、「前を向ければ一発で前を向く」「無理なら簡単にパスを返す」という事を付け加えた。ディフェンスもむやみにカットに行けば簡単に前を向かれてしまう為、少しは頭を使うようになった。
次に2対2、3対2、3対3、4対4と狭いコートの中で徐々に人数を増やして行き、スペースがない状態でどう切り抜けるかをやってみた。
これまでの練習を忘れてしまったのか、ゲームに近い練習になるとスペース、スペースに逃げてしまい、ひどい時には仲間が横一列に並んでしまい、横パスを簡単にカットされるシーンが何度もあった。
なんの為に背負った練習をしたのか、背負うことでどうなるのか全くイメージしていなかったようだ。無理もない。これまでの癖がそう簡単に抜けるわけがないのだから。
少年チームでは当たり前のように接触プレーがなく、ジュニアユースのトレセンでさえ対人をさけるように指摘しているのだから、これまでに対人プレーをまともに練習していないのであろう。その様子が非常に良く見える。
縦に1人入り、がっちり相手を抑えてパスを受け、スペースに走り込んできた仲間にパスを出せば簡単に崩すことが出来る。しかし、スペース、スペースへ走り回るだけで、一向に落ち着く様子がない。
これは最後に行なったゲームでもそうだった。途中から体育館の壁に当たってもプレーを続けるようにした為、落ち着くとこがない状態。プレーのどこかで落ち着く場面を作らなければずーっと走りっぱなしになってしまう。現にそういう状態が続いた。
スペース、スペースをぐるぐる走り回り、自分達が落ち着いていないので、ボールが落ち着くはずがない。ボールが落ち着かないと言うことはサッカー自体がおちつかない。そうなると小学校低学年と何も変わらない状態が続く。
途中、途中、今野コーチからアドバイスがあり、回数を重ねる毎に良かった場面が何度かあった。
敵のプレッシャーが早く、狭いエリアでは対人プレーは避けれない。ここで相手をしっかりとおさえてパスを出せるかどうかは非常に重要なスキルとなる。
当たり前のことをもっと簡単に、クオリティの高い技術を兼ね備えられるよう、これからも徹底して行きたい。
2007年07月02日
スターの風格
今日、あるテレビ番組でホナウズィーニョに会いに行くという企画をやっていた。
もちろん、テレビ番組の力はあるのかもしれないが、バルセロナの練習上に行き、なんとか本人にお土産を渡し、サインをもらう事ができたようだ。
私が注目をした所は、現地の子供達が建物の一角のアスファルトの道路上でサッカーをしていた風景。これはブラジルでも見る事ができる光景だ。
テレビ番組の中の1コマのため、近所の子供にサッカーをさせていたとも見えるが、実際にこういった光景はスペインをはじめとするヨーロッパでもあると思う。実際にヨーロッパに足を踏み入れた事がないので確信ではないが、実際は行なっているだろう。
日本ではどうか? ほとんど見ない。サッカーをしている光景を見たとしても、学校の校庭や、整備されたグランドぐらいでしか見た記憶がない。
しかし、学校の校庭はともかく、整備されているグランドは毎回好きな時に使えるわけではないので、サッカーをして遊ぶ機会は限られてしまうでしょう。
これも日本と世界との違いではないかと感じる。日本子供達が世界の子供達に追いつくには環境が大きな壁として立ちはだかっているのは事実だと思う。
サッカーを日常の遊びとして好きな時にボールと戯れている子供達と、限られた時間の中で習い事として練習して入る子供達とでは結果は見えている。ましてや世界の子供達は自分の好きな発想でどんどんチャレンジし、毎回新しい事に挑戦しているが、日本の子供達を見ていると、ミスをして怒られないようにサッカーをしている為、創造性の部分でも差が出来てしまう。もちろん全部のチームがそうではないが、そういうチームが多いと感じる。
あるCMの中で「クイックで、クリエイディブで・・・、ただ俺の言う事を聞かないんだよ」というコメントあるが、ほんとにこんな子供が出てきたら面白いと思う。
チーム、監督の範囲にとらわれず、自分の感性でサッカーを楽しみ、試合の中でも結果を出してしまう。こんな子を育てて行きたい。
また、チームの関係者はこのような芽を摘んで欲しくないと心から願う。
スターの風格を持っている子はすぐそばにいるのかもしれない。
もちろん、テレビ番組の力はあるのかもしれないが、バルセロナの練習上に行き、なんとか本人にお土産を渡し、サインをもらう事ができたようだ。
私が注目をした所は、現地の子供達が建物の一角のアスファルトの道路上でサッカーをしていた風景。これはブラジルでも見る事ができる光景だ。
テレビ番組の中の1コマのため、近所の子供にサッカーをさせていたとも見えるが、実際にこういった光景はスペインをはじめとするヨーロッパでもあると思う。実際にヨーロッパに足を踏み入れた事がないので確信ではないが、実際は行なっているだろう。
日本ではどうか? ほとんど見ない。サッカーをしている光景を見たとしても、学校の校庭や、整備されたグランドぐらいでしか見た記憶がない。
しかし、学校の校庭はともかく、整備されているグランドは毎回好きな時に使えるわけではないので、サッカーをして遊ぶ機会は限られてしまうでしょう。
これも日本と世界との違いではないかと感じる。日本子供達が世界の子供達に追いつくには環境が大きな壁として立ちはだかっているのは事実だと思う。
サッカーを日常の遊びとして好きな時にボールと戯れている子供達と、限られた時間の中で習い事として練習して入る子供達とでは結果は見えている。ましてや世界の子供達は自分の好きな発想でどんどんチャレンジし、毎回新しい事に挑戦しているが、日本の子供達を見ていると、ミスをして怒られないようにサッカーをしている為、創造性の部分でも差が出来てしまう。もちろん全部のチームがそうではないが、そういうチームが多いと感じる。
あるCMの中で「クイックで、クリエイディブで・・・、ただ俺の言う事を聞かないんだよ」というコメントあるが、ほんとにこんな子供が出てきたら面白いと思う。
チーム、監督の範囲にとらわれず、自分の感性でサッカーを楽しみ、試合の中でも結果を出してしまう。こんな子を育てて行きたい。
また、チームの関係者はこのような芽を摘んで欲しくないと心から願う。
スターの風格を持っている子はすぐそばにいるのかもしれない。
2007年07月01日
蹴りあいサッカー
今日はスクール生の試合を含めて少年サッカーの試合を何試合か見る事ができた。視察に行く度に新しい発見があり、非常に参考になる。
まず、ここ最近のブログでも何度か書いてきた「何故、日本人は対人プレーが弱いのか?」このヒント、ひとつの答えが見えたように思う。
審判の判定。ちょっと体に触れたぐらいで笛を吹き、プレーを中断してしまう。
今日の試合でこんなシーンがあった。ライン際で相手を背にしてボールを受けようとしている子がおり、その近くにはもう1人のディフェンスがいた。ボールを要求した子の所にパスが渡り、「ディフェンスを背負い、もう1人のディフェンスにも囲まれる所をどう切り抜けるのか!?」と楽しみにした瞬間、その子がボールを止めた時点で笛の音。ディフェンスのファールを取られてしまった。
やはりこの環境が改善されない限り、敵を背負った状態、囲まれた状態でのボールコントロール、対人プレーは強くならないと確信した。サッカーの基盤となるこの年代でそれを避けてしまっては、今後先もそれが癖づいてしまうのはしかたない。だからこそこの年代で体で覚える必要があると思うが、試合で笛を吹かれてしまう以上、難しい。
これに付随しているかもしれないが、地域の強豪チーム、Jクラブなど以外のチームはどこも似たり寄ったりのサッカーをしているように感じる。来たボールを蹴りあっているだけのサッカー。言葉に語弊があるかもしれないが、低学年のサッカーとあまり変わらず、体が大きくなって、スピードはあるが、やっているサッカーは同じといったところか。
ボールを止める、周りを見る、パスをつなぐ(もしくはシュート)といった一連の動きが全くなく、ボールが行ったり来たりしている状態。行き当たりばったりにプレーしているように見える。自分が次に何をしたいから、どこでボールを受け、指示を出し、動き出すといったことがなく、とにかく蹴っ飛ばすだけ。
たまたま相手ゴール前まで行くと、焦ってシュートを打つため、ほとんど入らない。入ったとしても自分達で戦略的に崩してシュートを決めたというよりも、運良く入ったという感じ。
そもそも世界の子供達と比べると、サッカーに関わっている時間が短い上に、少年時代にはボールをコントロールするのではなく、蹴ってばかりいるのでは、個々のポテンシャルは一向に近づくはずがない。
決してクオリティの高いサッカー、練習を全部のチームがしなければならないというわけでなく、最低限「止める」「見る」「出す」は意識させてあげなければならないと思う。チームの関係者にとっては試合の勝利が大事かもしれないが、子供達にとってはこれから10年、20年と続くサッカー人生がある。1人でも多くの真剣に目指している子供達がサッカーを続け、プロという夢を掴めるよう、基盤を作ってあげなければならないと思う。
まず、ここ最近のブログでも何度か書いてきた「何故、日本人は対人プレーが弱いのか?」このヒント、ひとつの答えが見えたように思う。
審判の判定。ちょっと体に触れたぐらいで笛を吹き、プレーを中断してしまう。
今日の試合でこんなシーンがあった。ライン際で相手を背にしてボールを受けようとしている子がおり、その近くにはもう1人のディフェンスがいた。ボールを要求した子の所にパスが渡り、「ディフェンスを背負い、もう1人のディフェンスにも囲まれる所をどう切り抜けるのか!?」と楽しみにした瞬間、その子がボールを止めた時点で笛の音。ディフェンスのファールを取られてしまった。
やはりこの環境が改善されない限り、敵を背負った状態、囲まれた状態でのボールコントロール、対人プレーは強くならないと確信した。サッカーの基盤となるこの年代でそれを避けてしまっては、今後先もそれが癖づいてしまうのはしかたない。だからこそこの年代で体で覚える必要があると思うが、試合で笛を吹かれてしまう以上、難しい。
これに付随しているかもしれないが、地域の強豪チーム、Jクラブなど以外のチームはどこも似たり寄ったりのサッカーをしているように感じる。来たボールを蹴りあっているだけのサッカー。言葉に語弊があるかもしれないが、低学年のサッカーとあまり変わらず、体が大きくなって、スピードはあるが、やっているサッカーは同じといったところか。
ボールを止める、周りを見る、パスをつなぐ(もしくはシュート)といった一連の動きが全くなく、ボールが行ったり来たりしている状態。行き当たりばったりにプレーしているように見える。自分が次に何をしたいから、どこでボールを受け、指示を出し、動き出すといったことがなく、とにかく蹴っ飛ばすだけ。
たまたま相手ゴール前まで行くと、焦ってシュートを打つため、ほとんど入らない。入ったとしても自分達で戦略的に崩してシュートを決めたというよりも、運良く入ったという感じ。
そもそも世界の子供達と比べると、サッカーに関わっている時間が短い上に、少年時代にはボールをコントロールするのではなく、蹴ってばかりいるのでは、個々のポテンシャルは一向に近づくはずがない。
決してクオリティの高いサッカー、練習を全部のチームがしなければならないというわけでなく、最低限「止める」「見る」「出す」は意識させてあげなければならないと思う。チームの関係者にとっては試合の勝利が大事かもしれないが、子供達にとってはこれから10年、20年と続くサッカー人生がある。1人でも多くの真剣に目指している子供達がサッカーを続け、プロという夢を掴めるよう、基盤を作ってあげなければならないと思う。