今日は久々に新田中学校体育館でサッカースクールの特別クラスとジュニアユースの指導に当たる事ができた。
普段は他会場の指導と重なり、ほとんど指導に関わる事が出来なかったが、今日はスタートから全て指導に当たった。
今日のテーマは「プレーを落ち着かせること」。ジュニアユース、少年チームの試合を見ていてもほんとにおちつくとこがなく、低学年のサッカーとほとんどかわらない。違うのは体の大きさとスピードぐらい。少年時代から同じようなサッカーをずーっと行なっているだけなので、当たり前と言えば当たり前なのかもしれないが。
まず、「ボールを止める」という事をほとんどしない。プレッシャーがあればなおさらだ。ミスを恐れてなのか、敵が近くに入ると、来たボールをそのまま蹴っ飛ばしてしまう。サッカーの1対1、駆け引きを楽しむ余裕は全くない様子。
この現状を改善する為に、まずは1対1のボールキープから練習を行なった。
案の定、下を向いたまま、敵から逃げ回っている選手が多くいた。回数を重ねれば重ねる程、その辺が見えて来る。
「顔、上半身を下げる曲げる)のではなく、重心を落として状態を少し立てる」ように少しアドバイスをした。また、なるべくボールを動かさず、しっかり相手をブロックするように意識させてみた。
次に、相手を背負ったままでのフンダメント。ディフェンスは後ろについているだけではなく、本気でボールをカットするつもりで行なわせた。中途半端に相手を背負っても意味がないため、ディフェンスも100%で行なわせた。やはり安定したボールはほとんど返っていなかったが、これが現状。フリーでボールを返せるのは当たり前、ププレッシャー、ボディーバランスが崩れている中で真価が問われると思う。
同じ形でゴロのパスも行なった。ゴロのパスの場合、「前を向ければ一発で前を向く」「無理なら簡単にパスを返す」という事を付け加えた。ディフェンスもむやみにカットに行けば簡単に前を向かれてしまう為、少しは頭を使うようになった。
次に2対2、3対2、3対3、4対4と狭いコートの中で徐々に人数を増やして行き、スペースがない状態でどう切り抜けるかをやってみた。
これまでの練習を忘れてしまったのか、ゲームに近い練習になるとスペース、スペースに逃げてしまい、ひどい時には仲間が横一列に並んでしまい、横パスを簡単にカットされるシーンが何度もあった。
なんの為に背負った練習をしたのか、背負うことでどうなるのか全くイメージしていなかったようだ。無理もない。これまでの癖がそう簡単に抜けるわけがないのだから。
少年チームでは当たり前のように接触プレーがなく、ジュニアユースのトレセンでさえ対人をさけるように指摘しているのだから、これまでに対人プレーをまともに練習していないのであろう。その様子が非常に良く見える。
縦に1人入り、がっちり相手を抑えてパスを受け、スペースに走り込んできた仲間にパスを出せば簡単に崩すことが出来る。しかし、スペース、スペースへ走り回るだけで、一向に落ち着く様子がない。
これは最後に行なったゲームでもそうだった。途中から体育館の壁に当たってもプレーを続けるようにした為、落ち着くとこがない状態。プレーのどこかで落ち着く場面を作らなければずーっと走りっぱなしになってしまう。現にそういう状態が続いた。
スペース、スペースをぐるぐる走り回り、自分達が落ち着いていないので、ボールが落ち着くはずがない。ボールが落ち着かないと言うことはサッカー自体がおちつかない。そうなると小学校低学年と何も変わらない状態が続く。
途中、途中、今野コーチからアドバイスがあり、回数を重ねる毎に良かった場面が何度かあった。
敵のプレッシャーが早く、狭いエリアでは対人プレーは避けれない。ここで相手をしっかりとおさえてパスを出せるかどうかは非常に重要なスキルとなる。
当たり前のことをもっと簡単に、クオリティの高い技術を兼ね備えられるよう、これからも徹底して行きたい。