2007年10月30日

緊張感のある練習

1週間ほどブログの掲載をお休みし、夏行われたスクール合宿の模様を掲載させて頂きました。
まだご覧になってない方は「カテゴリ」の中から「遠征報告」をクリックして頂ければすぐに見れますので、是非ご覧になって下さい。

さて、昨日行われた中区クリニック話題を中心に書きたいと思います。

まずは中区でのクリニックの様子。
幼児クラス、低学年クラス共に運動神経の発達と一瞬の判断力、バランス力を身につけるため、「ステップ」を中心に練習を行いました。
直径1m程度の輪をいくつか準備し、一定の距離をその輪だけを走り抜けてクリアするというもの。池や川によくありそうなものをイメージして頂ければわかりやすいでしょうか。水上にある石をピョンピョン飛び移りながら反対岸まで行くイメージ。
これを少し応用し、一瞬の判断、バランス力を養えるように行いました。
また、低学年クラスでは長い距離に対し、自分達で輪を置き、道を作ってクリアできるよう、思考力も一緒に行いました。
この年代であればまだサッカーの専門的技術は必要ありません。次の年代において、スムーズに技術習得出来るよう、身体能力、運動神経の発達が重要です。今後も色々な遊び要素を取り入れていきます!

中高学年の練習ではボールキープ、相手を背負ったときのプレー、体の入れ方を重点に行いました。
ボールをキープする際に、「ボールと相手の間に体を入れる」という事は誰でも知ってますし、「しっかり体を入れろ!」という怒声をよく少年サッカーの試合でも耳にします。

では、どういう姿勢がしっかりと体を入れている状態なのか?

子供達も体を入れるという事は知っています。しかし、「しっかりと体が入っている状態」を知らないのです。
その事を子供達に伝えました。サッカー少年であれば全国の子も知っているでしょうが、しっかりとした姿勢は良くわかっていないのです。
「中には手を広げて相手を抑える姿勢」という意見もありましたが、これでも不十分。手を広げる事すら知らない子も多いので、知っているだけまだ練習の仕方によっては身に付けることも可能だと思います。
まずはしっかりとしたフォーム、姿勢を頭で理解していないと実際に試す事もできません。
ただ手を広げるだけでなく、どうしたらいいのか、どうしたら簡単にボールを奪われないのかを子供達に伝えました。
基本の姿勢と理解をしていれば、あとは自分にしっくりいくやり方を身に付ければいいと思うので、あとは個の発想にお任せですね。

この中高学年ではこんな事がありました。2年以上前からこの会場ではクリニックを実施しており、長い子では1年以上参加してくれている子もいます。少なくとも昨日参加してくれた子は6ヶ月以上参加してくれている子が
ほとんどです。
これまでにフンダメント(基礎練習)は何度も何度も繰り返し、もちろん今後も繰り返し行っていきますが、全く安定感がないのです。たった10本行うところ、2,3分かかってしまう子もいました。
一度全員集め「みんな練習してる?」と聞いたところ、練習はしている様子。週1回、COJBに参加したぐらいでサッカーが上手くなるほど簡単ではありません。いかに空いた時間で練習をしてくるかがポイントになってきます。
みんな練習しているといっても、全くといっていいほど練習の成果が見えない。せっかく自主練をしていても成長がなければもったいないですよね。
色々と話を聞いてみると、私の判断ではありますが、全く緊張感がないんです。練習の中でそういった空気が良く伝わってきます。自主練といってもただボールを蹴っ飛ばしているだけだと思います。
自分でどうしたいかのイメージや、緊張感がないため、中々身に付かない。それが練習にも見えていました。ミスをしてもヘラヘラ笑っている姿があちこちにあり、緊張感が伝わってこない。だから会話もできない、コミュニケーションも取れない、結果、声が出ない。

もちろん、子供達ですので気を抜く瞬間も必要です。ミスを恐れずにチャレンジする事も大事です。そのバランスが一番重要だと思います。
例えば、ゲームでゴール前フリーになった選手がシュートを外した。この選手に対し「ドンマイ」と声をかけた。ほんとに「ドンマイ」でいいのでしょうか? 緊張感がある試合の中であれば「ドンマイ」では許されないでしょう。
これが遊びの中でのサッカー、友達と楽しくワイワイ行う中ではいいかもしれませんが、例え小学生であっても真剣勝負の中での厳しさを伝える為には「ドンマイ」で流してはいけない場面も多くあると思います。
子供にとってもしっかりとけじめをつける習慣、ピリピリとした緊張感を持たせるには非常に重要ではないかと思います。
逆にレクレーションやアップ時の遊び感覚の時などには大いに笑い、気を抜く時間を作る事も大事でしょう。

このけじめをしっかりとつけれるよう、子供達と協力し、練習の質を上げていきたいと思います。
posted by 少年サッカー at 11:49| 神奈川 ????| Comment(2) | TrackBack(0) | 日々のブログ