2017年03月22日

第8期生卒団式 〜永遠の仲間がいる限り〜

笑いあり、涙ありの卒団式も無事に終了しました。

こうして8期生を無事に送ることができたこと、皆さまのご協力あってのことです。

大変ありがとうございました。

毎年、この日は午前中が一般向けのサッカー教室、午後から卒団試合、試合後に保土ヶ谷サッカー場に隣接している
カフェのフロアで夕方から卒団式をやらせて貰っていたけれど、この度はセンター南に移動し18時30分スタート。

【卒団試合】

保土ヶ谷サッカー場の美しい芝生の上で恒例のガチンコ試合。

この日は、高校の部活がOFFのメンバーも駆けつけてくれた。毎年OBの成長を拝見するのも一つの楽しみ。

約2時間半、試合を楽しんだ。

この代は良い言い方をすれば個性があり面白い、悪く言えば調子に乗りすぎバラバラでまとまらない。
グランド外では仲が良いのだろうが、サッカーという共同作業になるとね・・・(笑)

とにかく一つの事柄をやり始めると、ああでもないこうでもないと誰かが言い始め、それが連鎖し、一向に解決に至らない。一つ物を運ぶのも大騒ぎだ、ベンチ、日吉台中の重いゴールなど(笑)

コーチから叱られている時は真剣に聞いているような感じは受けるが、ミーティングの締めがあり、解散して、コーチの姿が見えなくなると、

ゲラゲラと笑いがでるような奴らで、

新3年のように今日してしまった失敗を教訓にするという真面目さは毛頭ない(笑)
説教している時はイライラすることも度々あるが、何度説教しても「本当にこいつら俺の話を聞いてるんかな?」と思うことは日常茶飯事だったね。

受験が終わり、再び練習に参加してきても、ゲラゲラしていて、コーチに説教される始末(笑)

でも、やはり成長したよね。身長だけでなく、そんな奴らでも後輩の面倒を見たり、説教したりね(笑)

ゲラゲラ、へらへらではあるが、基本的には真面目にやることは間違いない。

木曜日はまさに自分との闘い練習。個の成長としては凄いと認めなくてはならないことも多々ある
年代。こつこつ休まず、継続し続けたことで人は変身できることを証明した。
嫌なことから逃げない。苦しくてもやり続ける。本人も気づかない潜在能力というものが一気に
露出する時期がいつか来る。その露出が顕著に出たメンバーは
私が『ものぐさパンダ』と呼んだGKのケンだ。正直、「途中で辞めちゃうんじゃないか?」とも思えた
くらいぷっくりして、のんきに大好物の笹をひたすら食い寝ているパンダに例えたが、そのパンダという
ニックネームを消去しなくてはならない時期が到来した。ケンの後輩への置き土産は、
『ものぐさパンダの話』だ。『継続はちからなり』という言葉はケンを見てきて本当に納得できる。
ケンは県外の高校選手権出場の可能性が近い、強豪高校へ親元を離れて進学する。

ちょっと、持ち上げすぎたかな?(笑)

メンバーの成長の中で、最初が最初だっただけに一番インパクトが強かったから紹介。

それにしても、卒団試合を外から拝見していても、最後の最後まで個はあるもののバラバラ感を発揮しゴール外しまくりこっちは助かったよ(笑)

この8期生卒団試合にも本来一緒にプレーしているはずな奴が一人いた。栗山壮。

サッカー大好き、仲間大好き、COJB大好き、クラブがオフの時は父親を近くのグランドに連れて行き、フンダメント。

葛が谷、東方での練習後はまるで奴らのクラブハウスか?と思わせる『栗山レストハウス?』、そう、壮の家で
わいわいがやがや、壮の仲間から慕われていたという人柄が窺える。

チームが勝てない時、チームメイトがクラブを辞めると言い出した時、いつも「壮、お前だったらどんな行動を取っている?」と壮の家の前を通る度に問いかけていたなー。

卒団試合後、平野コーチが卒団式に出席できないため卒団生だけを呼びメッセージを送る。
「さぁお前らCOJBでの最後のフィジコだ!!」と言うと「えーマジで?嘘でしょう?」

ラスト平野フィジコのスタート。

中には最後のフィジコをやりたがっているメンバーもいたがね(多分、試合やり足りなかったんだよ・笑)

壮もきっとあっちでフィジコ、フンダメントやってるだろうね(笑)

【8期生 卒団式にて】

試合終了後は会場を移動して8期生の卒団式。

8期生の卒団式はいつもより更に特別な卒団式となる。

本来ならこの8期生のメンバーに栗山壮もいたはずだった。壮が参加していたら例年同様の卒団式であっただろう。

しかし、彼の姿はなく、ご両親と彼の写真だけ・・・。

あれだけサッカーが好きで2年生時のブラジル遠征も楽しみにしていて、卒業後はサッカーに力を入れている高校か
ブラジル留学・・・など本気で目指していたはずだ。

他界した栗山壮の想いを強く受け継ぎ最後まで苦楽を共にした10名が8期生として卒団することとなった。

よく踏ん張ったよ。途中、寄り道をした奴もいたけれどね。やつらこそThis is the 中学生。

中学生という精神的にもぐらつきやすいこの年代で、仲間を失う辛さ。しかも、突然我々のもとからいなくなって
しまったのだから、受け止めるのにかなり時間を費やした。

サッカーというスポーツを通じて、数多くあるクラブの中から、縁で同じクラブに所属するようになった。
毎日の練習、遠征などを通じで仲間意識が高まった。

それなのにこのような辛く悲しい出来事を突き付けられた形になってしまった。

壮のこと、残されたご両親の気持ちを思うと、時間が経った今も涙が溢れる。
自分が同じ立場になって考えた時、胸が苦しくなる。

1年生期の僅か8ヵ月間しか過ごすことができなかったのだけれど、壮が残してくれたものは計り知れなく大きい。

壮が残してくれたものはチーム信念の『最後まで諦めない』というハートもその一つ。

仲間を思う気持ち。

仲間がいる、その仲間と時に関係が上手くいかないこともある、思うように巧くならないこともある、
勉強との兼ね合いで悩むこともある

しかし、最後までやり通した。これは事実。これは後に財産になるだろう。そして、壮の生きるはずてあった人生を代わりに
精一杯生きることを誰よりも教えて貰った年代でもあると思う。

メンバーはこれから一生懸命に諦めず生き、強い大人になって行くだろう。

そして、その後輩達もそれを見て強くなって行くに違いない。

素晴らしい仲間。それは、決して楽しいだけの生活では作り辛い。苦楽を共にしたからこそ生まれるものもある。

COJBの卒団式はいつも細かい所を気づいて下さる、2,1年生の保護者の方々が準備して下さる。

場所の確保、アルバム作り等々、忙しい時間を縫って準備して下さる。お陰様で非常に温かく真心こもった
卒団式になる。有難い限りで感謝です。

私達コーチ陣はメンバーを逞しく鍛えることで、お礼するしかないですね。

先の人生に繋がるもの、大人になって行く上での大切な心の芯を築き、強くなって貰いたい。栗山壮のように。

壮を含め、11名が卒団します。

ありがとう!!オブリガード!!

保護者の皆様も意外に濃いカラーのこのクラブにご子息を預けて下さりありがとうござました!!
8期卒団式.jpg
(卒団式にて)
8期横断幕.jpg
(卒団試合後)
OB7期8期.jpg
(6、7期OB)



posted by COJB at 12:05| 神奈川 ☀| ジュニアユース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月03日

【将来に何かの糧にして貰いたいね】

スクールを雨で中止にしたので、久しぶりに木曜日のU15練習に参加した。

チームメンバー再生期間としては様子を見るのに丁度良かったかもしれない。

木曜日は唯一、メンバーの肉体的、精神的両方追い込みの日と言える。

できることなら、この時期だからこそ、先に目標を掲げているならば木曜日の練習に参加して欲しい
と願うよ。

何故ならきついし苦しいからだ。この状況だから普段はコーチの前では隠している本性が出やすい。

やっているメニューは単純明快なもの。

とにかく本気で走って提示されたタイムに全員ゴールすればいいのだ。

雨降り、寒さ・・・

それに拍車をかけるように、濡れたアスファルト上で腕立て、腹筋、背筋をしてダッシュ。

着ているものが更に濡れ、止まれば寒くなり、走っても風で寒い。

繰り返しの走りで疲労感も出ている。

自分だけ頑張っても、全員、設定されたタイムに入らないと終われない。

更に、あの例の魔の10分試合からは、声を絶やさない。絶やしたらタイムが更に厳しくなるというおまけつき。

苦しい時こそ、自らが行動に出す。

例えで言えば、皆、温度が熱くなった鉄板の上に素足で立ち、手を繋いで誰も脱落して、鉄板から下りないよう
お互い鼓舞しあって、戦う。

何度走っても必ずタイムに入れない者が出てくる。

すると、走れない者に向かって、多くのメンバーが喝を入れる。

しかし、その喝もエスカレートすると「お前このレースから出ろ!!やらないでくれ!!」と走れない者を排除しようとする。

要は、いつまで経っても終われないからだ。

この日は約2名がその罵声の対象になっていた。走れない者が外れれば次のタイムトライアルで練習は終われる。でも、ものの本質はそんなものではないはずだ。
皆、一緒にゴールをしなければ、一緒に戦っていけるはずがない。もし、走れる者が怪我して
大切な試合に出れなくなった状況を考えてみてくれよ。走れない者が代わって試合に出る可能性もある。
その時に、走れない者が最後までやり遂げる達成感をもってなかったら果たして戦力になるかだ。
だから、外せば解決する問題ではないのだ。

どんどん、苦しさ、寒さの厳しい環境から、本音を大声で出す者も出る。

熱い鉄板の上に立った者が、あまりの熱さに声を張り上げずにはいられなくなっていた。

ある者は、走れないメンバーの背中を押し、走らせた。

そして、無事にタイムトライアルは終わった。

走れない者も走ればやがて走れるようになる。そんなメンバーを今までたくさん見てきた。
己の限界を物凄い底辺のところで勝手に決めていて、やらずにそこから逃げていただけなのだ。
しかし、そのことから避けて通れば、一向に走れるようにはならない。
立ち向かうようにもならない。

前回も書いたけれど中学生年代は同じフィジカルトレーニングでもなるべくボールを使用して体力をつけさせたいという基本理念はある。

だが、それは、日頃から、苦しいことから逃げず、敢えてチャレンジするという根本的な姿勢がある程度ある
集団に限る。肝心な時に踏ん張れる気持ちのあるもの達であれば、それでもいいだろう。

若いうちほど、チャレンジし、一つ一つのことに達成感を覚え、それを自信に繋げて欲しい。

「俺でもできる」という自信をもって大人の社会に飛び込んで貰いたいと願う。

走れなくなって、立てなくなり、それでも「立て!!走り続けろ!!」苦しさの追い打ちをかけてくる人間は
今だけでなく、これから人生を生き抜いて行く中でも同じことを要求してくる人間も出てくるはずだ。

自信を持つということは、そう簡単なことではない。

そう心から思える根拠が必要だ。その根拠をどう作るか?これは練習、努力しかない。

根拠を作らない者が持つ自信は、やがて自信過剰となったり、高いハードルになった時に失敗し初めて挫折感になり、そのような者が挫折すると立ち直るのも遅い。何故なら根拠を作る、努力をしてきていない、免疫がないのだ。

話は戻るけれど、走れない者に喝、罵声を浴びせてその本人が奮起する強さを持ち備えていればそれは良いバネになるが一つ間違えれば、いじめのクラスにもなてしまう。

一人のメンバーを呼び、話をした。

「今、皆、走れないメンバーに対して厳しい言葉を投げている。お前は、拍車をかけて言う必要性はない。
むしろ、傍に行って励ましてやるべきでは?それが仲間だし、お前がやっているポジションの本来の本質だよ」

平坦な環境は、己を隠せる。自分を出す必要性はない。

苦しい者は涙を流して走る。大声で叫んで走る。

本気でやらないと終われないから。うちに眠っている本性が出るものだ。

「本気でやれ!!」と言葉でいうのは簡単だが、「本気でやる」という本当の意味を理解していない若者も多いのではないかと思う。

本気でやらなくては手に入れられないものは世の中にも色々あるはずだ。

彼ら中学生は、サッカーで必要な体力を学びながら、これから生き抜いて行く力というものを身につけて
旅立っていってほしい。

この中学生時期に、楽を覚え、苦しいことから逃げて、本気というものを実体験できずにいれば、

高校年代に行ったとき、何かしらの言い訳をつけて、そこから逃げている自分がいるかもしれないよ。

中学生時代に学ぶものは限りなく大きい。心のフンダメントを身につけて旅立てば、苦しいことが苦しいと思わないこともあるかもしれないよ。

このようなことを糧にして生きて欲しい。必ず何かが残る。

木曜日の練習も積極的に参加して欲しいと願う。
posted by COJB at 03:07| 神奈川 ☀| ジュニアユース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする